2023年4月7日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2023』でこの日のvs.オリックスバファローズ戦で敗戦した北海道日本ハムファイターズ。その中で7試合で5失策と連日の拙守で失点している守備陣について元横浜の高木豊、元ロッテの里崎智也、横浜で監督をしていた大矢明彦がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。
1回裏 二死三塁 上川畑 難しい打球を捕球できず
2回裏 無死走者なし 野村が打球を弾く
8回表 二死1-3塁 1塁走者盗塁で半端なピッチャーカット
アナ 日本ハムはオリックスに敗れました。里崎さん、気になったところはありますか?
里崎 今日も惜しいところまでいって、アグレッシブなプレーもあるんですけど、やはり開幕してからミスが絶えないというところで。今日も1回裏の上川畑のプレーも内野安打になりましたけど、豊さん、内野手からすればね。
高木 しっかりと捌いてほしいですよね。
里崎 そうですよね。今日の先発上原も良かったんですよ。昨日の加藤もそうなんですけど。
高木 えぇ。
里崎 そういった中で2回裏にサード野村のエラーから失点というところで、流れを掴みきれない無駄な失点が命取りになるというところで波に乗れないのかなと思いますけどね。
高木 オリックスの方も太田がエラーをしたりしましたけど、ああいうミスのあとにピッチャーの宮城が抑えたじゃないですか。
里崎 はい。
高木 日本ハムの方は悉く失点に繋がるんですよね。それでまた太田はミスをしても2安打と打つ方で得点に絡んだりしてるんですけど、日本ハムは打つ方でカバーし切れないところもバランス的に悪いかなと思いますね。
アナ 新庄監督も「待とう、待つしかない」と試合後にコメントしてました。そして日本ハムでもう一つ気になった点があるんですよね。
里崎 8回裏のバッテリーミスですよね。ピッチャーメネズというところで、2アウト1-3塁で1塁ランナーの佐野が盗塁するんですけど、サインはピッチャーカットだと思うんですよ。でもそれをメネズは忘れちゃってしゃがんじゃったんでしょうね。
高木 そうでしょうねぇ。
里崎 それで自分の近くにボールが投げられたので慌てて捕りにいったけど、グラブに当てるだけで捕れず。これ失点にならなかったから良かったんですけど、こういうのは技術のミスじゃなくて意識や確認作業のミスなんで、こういったところを反省していかないと接戦ではなかなか勝ち切れないだろうなと思いますね。
高木 大矢さん、今のピッチャーカットのプレーは外国人が絡んだミスなんですけど、やっぱり外国人の場合はこういうときに気を使いますよね。
大矢 そうですね。なかなかサインプレーのサインは覚え切れない人が多いんでね。
高木 ですよね。ただ、こういうのが失点に繋がったりだとか、相手に隙を見せたりだとかになりますもんね。
大矢 そうですね。相手がこういうミスをするんだと思うと、もっと大胆な作戦をやってくるようになるんでね。
高木 そうですね。
大矢 ちょっと締めないといけないですよね。
以上です。
チームとして未成熟過ぎますね。