2023年8月4日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2023』でこの日のvs.読売ジャイアンツ戦でサヨナラ勝ちをした広島カープについて元横浜の高木豊、元中日の谷沢健一、横浜で監督をしていた大矢明彦がタレントの磯山さやかと共に語っています。

 

9回裏のカープ

5番小園 一死満塁 右安⇒同点
代打松山 一死満塁 一安⇒サヨナラ勝ち

 

磯山 カープは巨人にサヨナラ勝ちとなりました。

 

高木 同点打の小園、サヨナラ打の松山が共に初球から打って思い切りがいいよね。谷沢さん、初球は狙い目なんですがね。

 

谷沢 特に中川投手の肩口からのカーブを狙ってましたよね。同点打の小園も上手いこと引っ張り込んで打ちましたし。

 

高木 そうですね。

 

谷沢 だけど、中川投手も松山に対してはインコースに厳しくいったんだけど打たれましたね。

 

高木 まあ、思い切りがいいですよね。大矢さん、キャッチャーの立場から考えて、絶体絶命の場面でボールから入るってのは出来ないですか?

 

大矢 経験のあるピッチャーだと厳しいところからっていうのが出来るんだけど、まずストライクを先行させたいっていうのがあるのと、左ピッチャーと左バッターという利点を活かしたいというのがあったと思う。

 

高木 なるほど。

 

大矢 小園には変化球から入ったのを打たれて、逆に松山には初球に変化球を打たれたから真っ直ぐ系統っていうね。その点、カープの打者がしたたかでしたよね。

 

高木 まあ、思い切りが良かったですね。

 

谷沢 出来れば真ん中から外に割れるスライダーがあれば、中川が抑えられたと思うけどね。

 

高木 うんうん。思い切りの良さがサヨナラ勝ちに結び付きましたね。

 

 

ここから大道について

 

この日の大道の投球内容

2回36球 被安打1 奪三振2 四球1 失点0

 

磯山 そして8回9回の2イニングを投げてサヨナラ勝ちの立役者となった大道投手はいかがだったでしょうか。

 

高木 このピッチャーも思い切りが良かったです。大矢さん、この働きがあってこそのサヨナラだったと思うんですけども。

 

大矢 そうですよね。継投に入ってからカープのピッチャーは本当によく踏ん張ったと思いますね。

 

高木 そうですね。

 

大矢 ジャイアンツも早めの継投で勝負に出たんだけど、カープが上回りましたよね。

 

高木 谷沢さん、9回キッチリと3人で終わって最終回へのリズムを作ってくれましたよね。

 

谷沢 やはり新井監督も終盤は力のあるピッチャーが欲しいわけですよね。それが島内であり、大道でありと若い力を上手く使ってますよね。

 

高木 広島も投手陣が揃ってます。

 

 

以上です。

全員で勝利した試合。

おすすめの記事