2023年8月10日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2023』でこの日のvs.北海道日本ハムファイターズ戦で豪快に3ランを放った埼玉西武ライオンズの蛭間拓哉について元横浜の野村弘樹と元オリックスの坂口智隆がフリーアナウンサーの袴田彩会と共に語っています。
1打席目 ライトフライ
2打席目 セカンドライナー
3打席目 ライトホームラン(打点3)
4打席目 空振り三振
シーズン打率.231(8/10の試合終了時点)
またも左腕撃ち!
アナ 蛭間選手の3ランは見事でしたね。
野村 坂口さん、この3ランは見事だったんですけど、蛭間選手は左ピッチャーに対して4'割くらい打ってるんですよ。
対右 率.156(45-7) 本0 点2 三振11
対左 率.400(20-8) 本2 点8 三振1
アナ ちょうど4割ですね。
野村 対右で1割5分。それで三振の数も、打席が多いとはいえ多いんですよ。これ左ピッチャーに強いのはいいことでもあると思うんですよ。
坂口 はい。いいだと思いますね。
野村 それにしてもこの傾向をどう見ますか?
坂口 やっぱり対左の方が開かないようにとか、少しポイントを前にしようとするんですよね。
野村 はい。
坂口 それで今日のホームランのように、外の甘めの球をヘッドを巻き込ませて上手く打てるんで。右ピッチャーの方が見やすいという安心感がある分、パッと振ったときにバットが少し出てこなくて真っ直ぐが弾けないとか、そういうのかなと思うんですけど。
野村 うんうん。
坂口 右ピッチャーも丁寧にやっていけば慣れてきて、そのうち打てるようになってくると思うんですよね。
野村 右ピッチャーの方が見えやすい分、ちょっと打ち気に入り過ぎるというか。
坂口 力が入ってしまうのか、自分の持ってるスイングというのはなかなか違ったりするんで。
野村 なるほど。
以上です。
右にも慣れたら打てる。