2018年4月6日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」で開幕戦から2試合連続で大量失点の巨人菅野について元南海阪神の江本孟紀、ヤクルトで監督をしていた真中満、そしてデーブ大久保がフリーアナウンサーの山田幸美(以下アナと表記)と共に語っています。語っています。
【菅野の2試合の投球内容が下記のようになっております】
3/30 7回120球、12安打、6奪三振、0四球、5失点
4/6 6回94球、7安打、5三振、1四球、5失点(自責4)
大久保 菅野が打たれたんですけど、今年の菅野はシンカーを覚える。それで右のインコースへのスライダーを覚えるということで、シンカーを覚えることによって肘が下がってスライダーが高めにいったり曲がりが少ないっていう話をちょっと聞いたんですけど。
江本 これだけのピッチャーがそんな球いらないと思うんだけどね。
大久保 なるほど。
江本 うん。真っ直ぐとカーブとシュートがあれば十分じゃないの。
大久保 そうですかね。
江本 何でそんなチョコチョコした球を投げなきゃいけないの。
大久保 本人はもっと上のレベルを目指してるのか。
江本 いや、変化球を多く投げたら上のレベルってもんじゃないしね。
大久保 そうですね。確かに。
江本 俺なんかキャッチャーのサインを3つしか覚えられへんから球種が3つしかなかったよ(笑)
大久保 いやいや(笑) 真中さんから見て去年は現場でグラウンドで見ていたわけじゃないですか。今年の菅野との違いはどうですか?何か感じるもんはあります?
真中 そうですね。やっぱりコントロールできていないですよね。いつもの菅野ですとちゃんとコースに投げられますし。変化球を低めに集められるピッチャーなんですけど、今日見ている感じですと逆球だったり抜け球が多いんで修正ができていなかったですね。
大久保 まあ、不運なところがあっても菅野はそれを押さえてエラーとかを消してくれていたんですけど今年はそういうところが見えないですよね。
真中 ちょっと粘りがないですよね。
アナ その菅野投手ですがこのようにコメントしています。「結果が欲しい分、難しい部分もある。全部が悪いわけではないのでしっかりと前を向いて長い野球人生の糧となるようにチームのために頑張ります。」と。
大久保 それが出来る人ですから。
アナ そうですよね。本来の姿、進化した姿を見たいですよね。
大久保 進化しようとしているんですよね。
以上です。
シンカーを覚えてダメになっていると色んな解説者に言われていますね。これからどう巻き返すのか見ものです。