2018年5月17日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs広島戦で9回表の同点の場面で登板した中日ドラゴンズの鈴木博志が広島・鈴木誠也にホームランを打たれた場面について元横浜の高木豊がフリーアナウンサーの師岡正雄と共に語っています。
【9回表2-2の同点の場面】
アナ 1点を争うゲームになりましたが9回の鈴木誠也と鈴木博志の対決。
高木 そうですね。野球界には色んな格言が残っているんですよ。
アナ はい。
高木 『代わりっぱなのピッチャーの初球を狙え』とかね。色んなものがあるんです。それで、鈴木博志というピッチャーは、僕でもどんなバッターでも打席に立って、まずは何を狙うかといえば真っ直ぐを狙っているもんなんですよ。鈴木博志の場合だとね。
アナ はい。
高木 まあ、スライダーも投げますけど。そこであれだけの甘いボール(高めの真っ直ぐ)を投げたらやられるよということですよね。
アナ うーん。
高木 だから、初球はボールから入るとか、そういうことをしないと。アマチュアだったら球威で抑えられるかも分かりませんけど、やっぱりプロはしっかり狙い球を決めたら、それを確率良く打っていきますよね。
アナ はい。
高木 だから、鈴木のスゴさと鈴木の甘さ。
アナ うん。
高木 誠也のスゴさと博志の甘さという。それが出たような試合でしたよね。
アナ 高い月謝になりましたけど、鈴木博志とすればこれを糧にしないといけませんよね。
高木 やっぱり、格言というのはそれなりのものが残っているわけですよ。歴史が。
アナ うーん。
高木 だから、そこら辺を勉強してほしいなと思いましたね。
以上です。
真っ直ぐに自信があるしピッチャーですし、キャッチャーもそれ当たり前のように要求しますよね。高木豊のは半分結果論と言えるんじゃないですかね。それを見事に打ち砕いた鈴木誠也はスゴいのは間違いないんですけど。