2018年4月10日のvs広島戦の阪神・金本監督の試合後の監督インタビューです。試合は4-3で阪神の勝利。序盤は阪神の走塁ミスが目立つ金本監督がイライラしそうな試合でした。失点は四球とエラーが絡むいつもの阪神のパターン。攻撃でも広島投手陣が四球連発をしているにも関わらずなかなか点が取れないフラストレーションの溜まる試合でしたが伊藤隼太の決勝打で何とか勝ち越し勝利しました。スカイAとMBSラジオとABCラジオの内容をまとめて書いております。
【ここから金本監督の勝利インタビュー】
アナ 色んな事があった甲子園初勝利でした。
金本 そうですね。えー・・・随所にやってはいけないプレーとか出来るプレー、普通にやればいいことをなかなか出来なかった中でよく勝てたと思います。
アナ 6回裏にノーヒットで同点になった後、伊藤選手の気迫の打席、あの1本。
金本 まあ、そうですね。積極的にいくのが彼の良さですから、変化球の浮いてきたところをピッチャー返しを打って一気にひっくり返すことができたんで良かったです。
アナ 今シーズンの甲子園の初先発で小野君を指名して、今日の小野君のピッチングはいかがでした?
金本 ボール自体は良かったと思います。ただ、カープは真っ直ぐに強いチームなんでね。そこを狙われて確実に捉えてきたんで、バッテリーとしてはもう一工夫、球の勢いだけではなく目先を眩ますインコースを突くとか変化球をたくさん使うとか色々と工夫が必要になってきますね。
アナ そして、公式戦初のカープ戦ですが、どんな手応えですか?
金本 やっぱり見ていて隙がないと言いますか守りもしっかりしていますしストレートに強いですし(笑)、エンドランを決めるところで一発で決めるし、見習うところはたくさんありますね。やっぱり手応え(歯ごたえ?)ありました。
アナ そして、甲子園でのファンの応援。どう受け止められましたか?
金本 まあ、そうですね。平日でありながら満員になっていましたんで本当にありがたいですしね。選手はファンの気持ちに応えないとダメだと思いますね。
アナ 明日もいい試合を期待しています。
金本 はい。頑張ります。
【ここからインタビュー後の談話】
―試合はどうだったか
金本 まあ、何とか勝ったんだけども(ミスが多くてかなり複雑な表情)。ダブルプレーを取れるところで取れないとか、結果には残らないようなミスも含めて、たくさんあった。そこは反省しなければいけない。
―走塁ミスについて
金本 高山のタッチアップはもう言うに値しない。好きに書いてもらってもけっこうです。あと糸井(が1塁ランナーで)の1・2塁で飛び出したのは責められないがロサリオの(ライトオーバーの)長打で糸井が(1塁から一挙にホームインを狙って)アウトになった走塁はちょっと抜いているように見えた。
―8回表にマテオではなく高橋聡文を起用したことについて
金本 マテオがああいう状態(ここ2試合乱調気味)で左バッターも並んでいるから高橋を使った。
―最後にまとめ
金本 これでよく勝てた。こういうプレーをして勝てるとは考えてはいけない。
以上です。
お互い譲り合いの試合でしたがギリギリ阪神が勝てた試合でした。ミスばっかりでボロボロでした。