2018年4月10日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日、NPB復帰後に初めて打ち込まれて4失点の巨人の上原浩治について元横浜の高木豊、元近鉄中日西武の金村義明、元日ハムの岩本勉が語っています。この日の上原は2-1で1点勝っている状況で登板しました。
【この日の上原の投球内容】
1/3回17球、5安打、3失点、シーズン防御率6.23(防御率は4月10日の試合が終了時点)
高木 ガンちゃん、(4点も取られる前に)代えても良かったかな思うんですよね。
岩本 そうですね。でも、開幕してからずっとヒットも打たれずに結果を出し続けてきたピッチャー。そして、今までの彼への信頼、となってきた時になかなか代えづらさもあったと思うんですよね。
高木 ただ、年齢とか今日の状態を考えたらブルペンがまだいっぱい残っていたんで同点止まりかなって。そこで代えても良かったかなと。
岩本 非常に難しいところですね。
高木 僕はそう思ったんですね。ただ、打たれてからのこの態度ね。
【代えられてからベンチの1番前に座って声を出している映像が流れる】
岩本 あー僕は彼のこの魂が本当に大好きです。打たれてもまだチームにチャンスがあるんであれば、その最前線に立ちながら声を掛け合う。中には打たれたらすぐにダグアウトに引っ込んで顔も見せないような、コメントも残さないような選手もいますが、そうじゃないんですよね。自分のランナーをどうにか抑えようとしているマウンドに立つピッチャーがいて全てを把握していますんで。
高木 うん。
岩本 今日こそ打たれましたけど次のマウンドは期待して見ようと思っています!
高木 僕も同じ意見で、あの打たれた後の上原の態度。これは立派だったなあと思いますね。金村さんはどう思いますか?
金村 彼らしいなと思いますけど、先週の火曜日にナゴヤドームで見た時にはストレートがちょっと疲れてきているのかなと。
高木 そうですね。はいはい。
金村 今日の打たれた要因はやっぱりツーシームが高くなって軽打されたという。それだけだと思うんで、またすぐに立ち直ると思いますよ。
高木 そうですね。
以上です。
打たれた後のベンチでの上原の姿勢であり態度は本当に立派ですよね。ベテランがあれをやるとチームは絶対に引き締まりますよ。