2018年4月11日のvs広島戦の阪神・金本監督の試合後の監督インタビューです。試合は4-1で阪神の勝利。阪神の先発の高橋遥人がプロ初先発で7回2安打の無失点とほぼ完ぺきになピッチングでスイスイいきます。阪神の得点は糸井のタイムリー、大山の押し出し四球と糸原の2点タイムリーでダメ押しとなりました。スカイAとMBSラジオとABCラジオのレポートを参考に書いております。

 

【勝利監督インタビュー】

アナ 見事な勝利でした。おめでとうございます。

 

金本 はい。ありがとうございます。

 

アナ ルーキーの高橋遥人投手、素晴らしいピッチングでした。

 

金本 そうですね。1月の自主トレのときに彼のピッチングを見てこれぐらいはいきなりやるんじゃないかなと思ったんですけど、そのまんま出してくれました。ナイスでした。

 

アナ それにしても7回2安打無失点、2塁も踏ませないというピッチングをベンチからどうご覧になっていましたか?

 

金本 やっぱり、初登板なんでね。そうは言っても、緊張とか力みとかが出て本来の自分の球が投げられないんじゃないのかなあとか、そういう不安じゃなくて心配はありましたけど全くそういうのが見受けられなくて逆に緊張感を力に変えることができるピッチャーなのかなと思いますね。

 

アナ 監督の中ではどんな球が良かったとお考えですか?

 

金本 全部良かったですね。ストレートも良かったですし。本来はスライダーがもう少し決まるピッチャーだと思っているんですけど、まだまだ今日は力を出し切ってないんじゃないかなと思います。

 

アナ 広島は真っ直ぐに強いというイメージだったのですが、それが全く無くなるような1日でした。

 

金本 そうですね。向こうも真っ直ぐ一本狙いできた時でもけっこう差し込んでいたんでね。まあ、いつも言うように真っ直ぐを待っているところにそれで押し込めるピッチャーでないとなかなか1軍で勝てないので、これから進歩してそういうピッチャーにドンドン成長してほしいです。

 

アナ 84球でしたが8回もというプランはあったんですか?

 

金本 まあ、僕はいきたかったんですけど(笑) やっぱり、ピッチングコーチがね。ピッチャーを守ってあげないといけないというのがありますし説得されました(笑)

 

アナ 今日の見事はピッチングでローテーション入りは決定ですかね?

 

金本 そうですね。まだ次は決まっていないんですけど、1度抹消するかもしれませんし日程を見て考えます。

 

 

アナ また打線もいい形で後押しをするように援護点が出ましたね。

 

金本 糸原のタイムリーですね。うちのスローガンの『執念』というね。打席での執念、粘りといいますか、2アウト満塁で2ストライクとなるとバッターは相撲で言うと土俵際に追い詰められた気持ちになるんですけど、そこからの粘りだとかを出してくれて見事にヒットを打ってくれてナイスタイムリーでした。

 

アナ これで広島相手に連勝となりましてカード3連勝に向けて一言をお願いします。

 

金本 まず明日はメッセンジャーですけど調子もいいですし。でも、もっと点を取るチャンスがあるんでしっかりと残塁を少なくしていきたいと思います。

 

アナ ありがとうございました。

 

 

【ここからインタビュー後のコメント】

―先発の高橋遥人について

金本 やっぱり良いでしょ。とにかくずっと良いと言っているだろ。1月に見た頃と比べて球筋が変わってきている。ストレートもそうだけどスライダーもいいものを持っている。ブレーキがかかるようなスライダーじゃなくて、そのままのスピードで軌道が変わるようなスライダーがある。あまりいないタイプだな。今日は広島だったので真っ直ぐをもう少し狙われてスライダーでかわすような内容になるかなと思って、後半の梅野のリードにも期待していたんだけど、そんなの気にせずに真っ直ぐだけで押せたな。

 

―7回終わってから掛けた言葉

金本 あと1イニングいけるかどうかを聞いた。腕に疲労感があったようで結果的には代えて良かったね。肩の筋肉が強くないので間隔を空ける可能性もあるかな。1年間働いてもらいたいよね。

 

 

以上です。

お気に入りの高橋遥人が文句なしのピッチングをして超ご機嫌でした。高橋は良いピッチャーですよ。

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