2018年6月にテレビ朝日で放送された「サンデーLIVE!!」で右ひじ靭帯損傷でDL入りしてしまったアナハイムエンゼルスの大谷翔平についてヤクルトで監督をしていた古田敦也が番組MCの東山紀之とタレントの浅尾美和とテレビ朝日アナウンサーの山本雪乃とアナウンサー浜田準(以下アナとして表記)と共に語っております。
アナ ちょっと心配なところもありますけど、球団の発表によりますと『右ひじ内側側副靭帯損傷(ないそくそくふくじんたいそんしょう)』ということで、これはどの程度の怪我なんですか?
古田 そうですね。いわゆる、『手から肘の骨』と『肘から肩の骨』を繋いでいる部分の内側に靭帯というのがあるんですけども、これは硬いゴムみたいなイメージをしてほしいんですけど。
東山 はい。
古田 酷い怪我になるとバチっと切れちゃうんですよね。切れちゃうと手術するしかないんですけど、この靭帯損傷というのは裂けるチーズがチラチラっと裂けている状態ですね。
一同 あー。
古田 部分断裂と同じ意味なんですけども。だから、何%とかは程度問題なんで実はよく分からないというのが事実です。3週間ぐらいで復帰できるだろうという報道もありますけど、3週間での復帰はハッキリ言って無理です。多分、3週間の安静だと思いますね。
東山 あー。
古田 それから、それでも症状が引かなかったら手術するかどうかぐらいのところを考えると思いますね。だから、ピッチャーとして復帰するのは僕が思うには早くて2ヵ月ですね。やっぱり2ヵ月から3ヵ月。
浅尾 でも、それで手術が入るともっと時間が掛かりますよね。
古田 手術が入ると、まあ、早くて12ヵ月です。
山本 え!?
古田 12ヵ月から15ヵ月で1年から1年半ですね。
アナ これはスプリットとか変化球を投げているからとかあるんですか?
古田 色んな原因がありますけど、これは多くのピッチャーが通る道ですね。もちろん、マー君もありましたし、ダルビッシュにもありました。まあ、よく言われているのがアメリカでボールが重いからそれが1番影響するんじゃないかと言われているんですけど、総合的に疲労もあるし、色んな事があるんじゃないかと思われていますね。
アナ まあ、3週間後に再検査をしてその時に方針を決めると。
古田 そうです。残念なんですけどピッチャー大谷はしばらく見られないです。
以上です。
怪我したのはめちゃくちゃ残念ですね。MLB球が少し重いのもあるでしょうし、滑りやすいから肘に負担が掛かるのもあるんでしょうね。軽傷なのを願うばかりです。