2018年6月17日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.西武戦で松坂の登板回避でスクランブル先発し初勝利を飾った中日ドラゴンズの藤嶋健人について元南海阪神の江本孟紀、元横浜の高木豊、元日ハムの岩本勉がフジテレビアナウンサーの久代萌美と共に語っています。
【この日の藤嶋の投球内容】
6回109球、被安打9、奪三振5、四死球1、失点2
今季1勝0敗 防御率1.91 (6/17の試合終了時点)
【藤嶋のヒーローインタビューの一部】
藤嶋 (松坂登板回避でどのタイミングで先発を聞かされたかについて)試合が始まる15分ぐらい前に急にいくという事になったんですけど、意外に落ち着いて入れたんで良かったと思います。1球1球、必死に投げていたんであまり覚えていないですけど、しっかり投げられて良かったと思います。
アナ スクランブルでプロ初先発の藤嶋投手が見事に初勝利です。
岩本 そうですね。以前、彼がリリーフで投げている時に僕、解説をやらせてもらったんですけど、その投げっぷりと球種の具合を見たときに長いイニングで見てみたいと思っていたんですよね。
アナ はい。
岩本 でもですよ。江本さん、スクランブルでいきなり「おい、お前準備しろ先発だ」と言われた時のピッチャーの心理って相当だと思うんですけど。
江本 これはね、相当クソ根性がないとね。
岩本 フフフ(笑)
江本 そう簡単に投げられるもんじゃないよね。俺なんかは気が小さいから、それをやられたら1回に5点ぐらい取られていると思うね。
岩本 いやいや(笑)
江本 いやぁ、なかなか大したもんですよ。これは試合前に確か森監督は「いけるところまでいけよ」というような事を耳打ちしているような場面が見れましたけど、そういうのもやっぱり心強かったんでしょうね。
岩本 まあ、体の準備はウォーミングアップをすれば体が若いですからすぐに出来上がると思うんですけど、心の準備ですよね。
江本 まあ、そこが一番難しいよね。
岩本 はい。豊さん、どうですか。いきなりヒーローが出て来ましたけど。
高木 野手でもいきなりスタメンとかになったら勘弁してくれよと思いますよね。
岩本 なるほど。
高木 何かバタバタして気持ちが急くというか、落ち着かないというか。だから、落ち着かせるまでに野手でも相当やっぱり時間が掛かる。
岩本 やっぱり心理面ということですよね。
高木 うん。だから、やっぱりクソ根性があるんでしょうね。
岩本 えぇ。このピッチングを見ると、また見てみたいなという気持ちになりますよね・・・。
変な間がある
岩本 ならないですか?
高木 いや、なりますよ(笑)
岩本 あぁ(笑) ビックリした(笑)
江本 次はダメだろうという顔をしたね。
高木 そんな事はない(笑)
岩本 私が一番恐れている間がやってきました。
高木 見たいですよね。
以上です。
15分前に登板だぞと言われて6イニング2失点ですからね。かなり立派ですよ。高卒2年目で凄すぎますね。