2018年6月30日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.広島カープ戦で相手の先発・野村祐輔から見事な決勝2ランを打った横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智の打席での工夫について元中日の谷沢健一がフリーアナウンサーの松本秀夫と共に語っています。

 

【この日の筒香の打撃内容】

1打席目 センター前ヒット

2打席目 ライトフライ

3打席目 ライトホームラン (打点1)

シーズン打率.295 (6/30の試合終了時点)

 

【筒香のヒーローインタビューの一部】

筒香 (試合前に98年4番の鈴木と魂のキャッチボールしたことについて)あの頃のメンバーの皆さんのように僕たちも追い付けるように精一杯頑張ります。

 

 

アナ 筒香選手の見事な逆転2ランだったんですが、谷沢さん、今日の筒香選手はちょっと工夫を凝らしていたということなんですね。

 

谷沢 はい。ここのところインサイドの捌きが上手く出来ていないんですよね。

 

アナ はい。

 

谷沢 だから、今日の打席に限ってね、ややオープンスタンスで構えているんですよね。いつもよりもオープンスタンスなんですよ。

 

アナ うん。

 

谷沢 だから、インサイドのボールに対してバットが出しやすくなるんです。ただ、逆にピッチャー側からするとゾーンを広く使えるんですよね。

 

アナ はいはい。

 

谷沢 だから、アウトコースから非常に変化球が入ってくる。それで、インサイドにも投げやすくなる。

 

アナ そうですか。そして、そのインサイドをホームランにしました。

 

谷沢 逆に言うとね、これは筒香の誘いですよ。

 

アナ ほー。

 

谷沢 インサイドにも来いよという誘いですよ。それで、その前の打席ではインサイドのスライダーかカットボールで打ち取られていましたよね。

 

アナ はい。

 

谷沢 その伏線がありましたのでここはインサイドを一本で狙ってそれを一発で仕留めましたね。

 

アナ 筒香の作戦勝ちというところでしょうか。

 

谷沢 そんなに作戦できる選手?

 

アナ え?

 

谷沢 いつもできる選手?

 

アナ いや、何と申し上げていいのか筒香さん、どうでしょうか?(笑)

 

 

以上です。

駆け引きで上回った筒香の勝ちですね。そういう駆け引きにもつよいからこそ球界を代表するスラッガーなんですよね。最後は谷沢がとぼけていたので松本秀夫アナウンサーが困っていました。

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