2018年4月15日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs中日戦で17年ぶりの8連勝をした横浜DeNAベイスターズについて元中日の谷沢健一、元横浜の斉藤明雄、元日ハムの岩本勉が分析しています。フリーアナウンサーの節丸裕一(以下アナ)も登場します。前半は斉藤の京山についての解説、後半が横浜打線の分析となります。

 

【この日の先発の京山について斉藤が解説】

斉藤 2年目のピッチャーがね、それなりのピッチングって普通は言えないですよ。(この日のヒーローインタビューで京山が「それなりのピッチングができた」と発言)

 

アナ 本当ですよね。

 

斉藤 相当自信を持っていると思いますね。

 

アナ 落ち着いている感じがしますもんね。マウンド捌きも2年目とは思えないような落ち着きようでした。

 

アナ はい。見事にデビューから3連勝になりました。この京山はそんなに力感があるタイプではないですけども。

 

斉藤 力感がないんですけど、バッターからすると一本足で立ってゆったりしている。そして踏み込んでしっかりと腕を振ってくる。MAXが144キロぐらいなんですけどボールの回転、スピンをよく利かせている球かなという感じでバッターの手元でキレのあるボールを投げ込めるピッチャーじゃないかなと思いますね。

 

アナ はい。

 

斉藤 あと良いのがカウントが不利になっても、どの球種でもストライクが取れるのが良いですね。

 

アナ これからイニングを伸ばしていくのが楽しみですよね。

 

斉藤 まだ子供の体ですから。あれが大人の体になったらどうなるのかなと思いますね。

 

【ここから打線を分析】

岩本 今日の先発京山をサポートした横浜の打線の好調ぶりなんですけど、谷沢さん。

 

谷沢 はい。

 

岩本 ルーキーの神里、そして2017年首位打者の宮崎等々、ベイスターズ打線の繋がりの良さ。ピッチャーも非常に投げやすいんじゃないですかね。

 

谷沢 ラミレス監督が5番の宮崎は動かしていないけど、やはり1番に神里を起用したのがね。足もあるしミート力も抜群にいいし、男前だしね。端正な顔立ちしている。

 

岩本 ハハハ(笑) まあ、これだけ打線が好調だとこうやって私たちもスタジオで冗談が出てきますよね。

 

谷沢 はい。2017年は中軸が非常に良かったんだけど、下位から繋げようと下位から1番にいくという、その繋がりに非常に苦心していたんだよね。だから、9番倉本から1番にいって神里という繋がりを持てば得点力も当然上がりますよ。

 

岩本 はい。明雄さん、これだけ調子の良い打線だとピッチャーも初回から自信を持って飛ばせますよね。

 

斉藤 そうですね。守備陣もしっかりしていますしね。もう3点取られても、4点5点を取ってくれる打線なので1人ぐらいランナーを出しても勇気を持って投げ込めますよね。

 

岩本 大胆に映りますよね。

 

 

以上です。

打線が非常に好調のようです。先発の京山も素晴らしかったので先発も上手く回ってますよね。

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