2018年7月26日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.広島カープ戦で初回から四球連発、ヒットも打ちこまれ大炎上してしまった阪神タイガースの藤浪晋太郎について元横浜の平松政次、元近鉄西武の金村義明、ヤクルトで監督をしていた真中満がフジテレビアナウンサーの内田嶺衣奈と共に語っています。
【この日の藤浪の投球内容】
0回1/3、32球、被安打2、奪三振0、四死球4、失点5
今季2勝3敗 防御率6.34 (7/26の試合終了時点)
アナ かなり強い雨が降っていて試合開始が遅れたんですけども、そんな中でカープが勝利しました。
平松 はい。
アナ どうご覧になりました?
平松 もうこれは1回の藤浪のピッチングが全てでしたね。21日ぶりの先発登板ですから、私もどんなピッチングを見せてくれるのか、そしてファンの方もどうかなと期待を持ったんでしょうけども。金村さん、期待に添えるようなピッチングができませんでしたね。
金村 まあ、雨の中断という形も気になったと思うんですけども、それにしてもこのピッチングはね。
平松 酷かったですね。
金村 これからどうするのか、もう分からないですね。
平松 そうですね。
金村 後半戦のカギを握るピッチャーだと言われていただけにね。
平松 そうなんですよね。もう速いボールを持っているしね。まあ、今日のフォームを見ると、テイクバックからボールをリリースするまでの、この間がもう本当に暗闇というか、丸っきり分かってないと思うんですね。
金村 うーん。
平松 もうある程度、リリースするところが体で分かったり、ボールが見えてこないとコントロールってできないんだけど、テイクバックからリリースまでが本当に真っ暗なんで。真中さん、これが分かってないとコントロールがなかなかできないんですよ。
真中 まあ、藤浪が首をかしげるシーンがあるんですけど。
平松 ありますね。
真中 本人が本当に自分で自分を理解できていないですよね。
平松 そうなんですよね。
真中 でも、そうなると、さすがにボールをコントロールできないのも当たり前ですよねぇ。
平松 うーん。
真中 そのへんを修正していかないとなかなか厳しいですよね。
平松 これを直していかないと本当にもったいないですよ。物凄い速いボールを持っていて、将来有望なんでね。
アナ はい。
平松 自分でフォームを修正して、そうすれば期待通りに投げてくれると思うんでね。
アナ 早い復活が待たれます。
以上です。
完全に自分のフォームを見つけられていない感じですね。トレードしろとかよく言われますけど、このへんを自分で乗り越えないと、どこに行っても同じことの繰り返しでしょう。昭和の大投手の平松も残念そうです。