2018年7月28日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.広島カープ戦で先発登板し6回途中1安打1失点と見事な投球を見せて5月6日以来の5勝目をあげた横浜DeNAベイスターズの京山将弥について元南海阪神の江本孟紀と横浜で監督をしていた大矢明彦がフリーアナウンサーの梅田淳と共に語っています。後半はこの日にベンチ入りしていた今永昇太についても語っています。
【この日の京山の投球内容】
5回2/3、95球、被安打1、奪三振5、四死球5、失点1
今季5勝2敗 防御率5.30 (7/28の試合終了時点)
【京山のヒーローインタビューの一部】
京山 下でしっかりやってきたことをこの1軍でしっかりとやるということを意識して投げました。(3回の満塁のピンチについて)フォアボールのランナーでピンチを迎えたんですけど、しっかりと低めに集めることができて、抑えることができたと思います。
アナ DeNAベイスターズ2年目の京山将弥がこれで5勝目をあげました。5月6日以来ですから、本当に久々です。まだ新人王候補に該当している京山です。大矢さん、今日の京山のピッチングを見てどうだったでしょうか?
大矢 やっぱり変化球のコントロールが良かったですね。両サイドに投げ分けていました。
アナ はい。
大矢 まあ、ピンチもありましたけどね。ピンチがあってもキチンとボールを投げていましたね。若い人には珍しい冷静さというのを見せてくれましたよね。
アナ なるほど。江本さんはどう見られましたか?
江本 いや、あんまり見ていないんであんまり分かりませんけど(笑)
アナ またそんなことを言って(笑)
江本 やっぱり、勝ち星が付くというのは運がいいんですよ。持っているモノがあるんですよ。
アナ なるほど。
江本 だから、これをどれだけ伸ばせるかね。6回途中で勝利投手になれるのはいいよね。俺なんかはなったことがないから。
アナ なるほど。もっと頑張れという叱咤激励ですね。
江本 先々のことを考えたらもっと長いイニングを投げられるようなピッチャーになってほしいですね。
アナ 分かりました。多分、それが京山にも伝わると思います。
【ここからベンチ入りしていた今永について】
アナ 実は今日、こんなシーンがあって江本さんに聞きたいんですが、明日(7/29)の予告先発の今永と今日先発をしていた京山がベンチ内で話をしている。当然、カープ打線についての話をしていたんでしょうけど、こういうケースは特に珍しいことではないですか?
江本 僕らの時代は次の日に投げるピッチャーと話すことはなかったですね。
アナ なかったですか。
江本 「こいつなんか早く打たれろ」と思っていましたからね(笑)
アナ なるほどね。
江本 あの時代は競争だから。そんな仲良しみたいなことはしません。今は時代が違うから。
アナ では、大矢さんにも聞きましょうか。
大矢 まあ、ベンチ入りする人というのはメンバー表で○を付けないと入れないので、明日予告先発の今永に○が付いていたんで入ったんでしょうけど。まあ、現場の空気を忘れないようにということで入っていたんでしょうね。あとは今永がカープ打線に対しては「こうやってるよ」ということもゲーム中に京山に話をしていたかもしれませんよね。
江本 そうなんだよ。あれね、投げるのは1週間に1回でしょ。
アナ はい(笑)
江本 だから、大矢の言う通り。雰囲気を味わっているんですよ。
以上です。
京山は2年目で5勝目です。ちょっと2軍落ちしていましたが夏に戻ってきました。