2018年8月8日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でこの日のデトロイトタイガース戦で3番・DHで出場し、12号3ランを含む2安打で勝利に貢献したアナハイムエンゼルスの大谷翔平のバッティングについて元ロッテの黒木知宏がフリーアナウンサーの平原沖恵と共に解説しています。

 

【この日の大谷の打撃内容】

1打席目 レフトホームラン

2打席目 ショート内野安打

3打席目 三振

4打席目 四球

5打席目 三振

シーズン打率.273 (8/8の試合終了時点)

 

【大谷の試合後のコメント】

大谷 逆転に繋がったのでいい打席だったと思いますし、2点取られた後にすぐ点を取ることができたのも良かったと思います。(レフト方向へのホームランについては)力強く打てているのはいいと思います。そっちの方向にしっかりと飛距離を出せているのはいい傾向だと思います。

 

 

アナ 黒木さん、大谷選手が豪快なホームランを放ちましたね。

 

黒木 いやぁ、大谷選手らしいキレイなホームランでしたねぇ。

 

アナ そうですよねぇ。

 

黒木 現状の調子の良さを見たようなホームランでしたね。

 

アナ うーん。

 

【大谷の打席の映像を見ながら解説】

黒木 1打席目なんですけど、まず1球目はアウトコースにツーシームにボール球ですね。2球目もツーシームでボール球です。そして、3球目の甘めに来たツーシームを仕留めることができたんですけど、大谷選手クラスのバッターになると同じ球種、球速、そして同じ軌道でボールゾーンから真ん中に入って来るような球だと、もうほぼほぼ捉えますよね。

 

アナ うーん。

 

黒木 例えば違う球種であったりとか、コースが変われば目先が変わるじゃないですか。

 

アナ はい。

 

黒木 大谷選手はアウトコースの低めのボールに少し目付けをしていて、相手ピッチャーが立ち上がりからずーっと152キロぐらいの球で、初球ボール、2球目もボール、そして3球目に甘めの球がくると、バッターからしたらボールが見やすいんですね。

 

アナ はい。

 

黒木 ですから、状態のいいバッターに対して、そういう甘めのボールが来ると、まあ、捉えてしまうと。そういう状況でしたよね。

 

アナ レフト方向に大きな打球でしたよねぇ。

 

黒木 はい。非常に調子がいい感じでしたよね。

 

アナ ですね。

 

映像はこちらです

 

以上です。

甘めのボールが来たら仕留めますよね。相手のピッチャーも同じボール続けていたらダメですわ。

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