2018年9月13日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.読売ジャイアンツ戦で2位3位争いに決着を付ける活躍を見せた東京ヤクルトスワローズの青木宣親について元横浜の平松政次、横浜で監督をしていた大矢明彦、元ヤクルト広島の笘篠賢治がフジテレビアナウンサーの小澤陽子と共に語っています。
【この日の青木の打撃内容】
1打席目 ピッチャーゴロ
2打席目 レフト前ヒット
3打席目 セカンドゴロ
4打席目 レフト前ヒット (打点1)
5打席目 レフトホームラン (打点2)
シーズン打率.331 (9/13の試合終了時点)
アナ この3連戦は2位ヤクルトと3位巨人の対決でヤクルトが2勝1分けとなりました。
大矢 はい。本当にピッチャーが頑張ったんですよね。
アナ そうですよね。
大矢 その中で青木のバッティング。
アナ 光ってましたよねぇ。
大矢 平松さん、左ピッチャーから3本打ちましたけどね。(※先発の田口と中継ぎの中川から)
平松 今年の左右別の打率を見ますとね、左には3割9分ぐらい打っているんですよ。
大矢 なるほど。
平松 それで右ピッチャーからは3割ちょっとなんですよ。
大矢 はい。
平松 だからね、徹底して左方向に引き付けるバッティングが秘訣なんじゃないですかね。
大矢 5打席目はレフトへの2ランがありましたけど、これも3ボールからボールを選択しながらフルカウントまで持っていってね。
平松 そうですね。
大矢 もう注文通りに投げさせている感じがね。
平松 それで仕留めた球は高めのボールだったんで飛距離も出ますよね。
大矢 苫篠さん、やっぱり青木の2番というのは大きいですよね。
苫篠 大きいですね。今シーズンはインサイドの厳しいボールでデッドボールもあったんですけど、それでも試合になったらインサイドが怖いというような表情を出さないですよね。向かっていく姿勢と左ピッチャーはこうやって打つんだよという生きた見本がチーム内にいるのはやっぱり大きいですね。
大矢 そうですね。平松さん、2番バッターで左ピッチャーをこれだけ楽にこなしてくれると色んな幅が広がってきますよね。
平松 ですよね。まあ、2番バッターでほとんどバントしませんからね(笑)
大矢 はい。
平松 もうエンドランも出来るし、追っ付けてヒットも打てるし、それで3割以上打っているんですから、本当に大きな力になっていますよね。
大矢 そうですね。まあ、相手のバッテリーと駆け引きしながら攻撃を広げていけるので、本当に素晴らしい選手です。
以上です。
メジャーから復帰してこれだけ打ちまくってくれたら本当に助かります。