2018年9月16日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.広島カープ戦で1軍初打席で初ホームランの衝撃デビューをした東京ヤクルトスワローズの村上宗隆について元横浜の高木豊、ヤクルトで監督をしていた真中満、元日ハムの岩本勉がフジテレビアナウンサーの井上清華と共に語っています。
【この日の村上の打撃内容】
1打席目 ライトホームラン (打点2)
2打席目 ファーストゴロ
3打席目 セカンドライナー
4打席目 サードフライ
アナ ヤクルトはカープに敗れましたがドラフト1位ルーキーの村上選手が鮮烈なデビューを果たしました。
岩本 イキのいい選手が出てきました。今日は左バッターの豊さんと真中さんがおられますからね。まず真中さんはどう見られました?
真中 いやぁ、ファームの首脳陣に聞いても、もうモノが違うと言っていましたね。
岩本 おぉぉ。
真中 バッティングに関しては本当に一級品という話ですね。
岩本 はい。まあ、守備で痛い思いしましたけど、初打席で一発を打つというのはね。ホームランバッターとして入団した選手ですよね?
真中 はい。そうですね。ちなみに山田の入団1年目はファームでホームランを5本しか打ってないんですよ。この村上は既に17本(9/16現在)も打っていますので、その数字を見ても1年目の高卒ルーキーとしては凄い数字ですよね。
岩本 いやぁ、今後楽しみですよねぇ。豊さん、村上選手のバットコントロールを見てどうですか?
高木 センスを感じるのと、やっぱり頭がいいね。
岩本 ほー。
高木 よくホームラン打った後の2打席目って、ある程度変化球をマークするんですよ。それで真っ直ぐを遅らせてファールにしたりしてね。
真中 あぁ、してましたよねぇ。
高木 してたよね。
真中 してました。
高木 それで3打席目にそのスライダーか何かを捉えてセカンドライナー。あれ完全にその球を投げさせるように誘導していたから。
真中 うん。
岩本 あー。
高木 やっぱり、末恐ろしい感じがしますよ。
岩本 そこまで感じますか。
高木 感じた。
真中 それよく見てましたね。僕も思いました。追い込まれてからストレートをマークしてましたよね。
高木 何か人をド素人みたいに言うなあ(笑)
一同 ハハハ(大爆笑)
真中 豊さん、さすがです。見るところが違います(笑)
高木 あれヘッドを遅らせて打ってたもんね。
真中 遅らせていました。さすがですねぇ。
高木 さすがだよね。
岩本 キャッチャーで入団したんですよね?
真中 キャッチャーですね。今日はサードでエラーしましたけど、守備は入ってから半年ぐらいしかしていませんから、サードの守備はもっと上手くなるでしょうね。
高木 いやぁ、もう守備は慣れだもんね。
真中 何とかなると思います。
岩本 左バッターのお二人のお墨付きですから楽しみです。
【村上宗隆のプロフィール】
2000年2月2日生 188cm・97kg 右投左打
九州学院高校→ヤクルト (2017年ドラフト1位)
イースタン成績
打率.289 (360打数104安打) 本塁打17 打点70
以上です。
筒香みたいな雰囲気のあるバッターです。真中の口がちょっと滑ってたのが面白かった。