2018年9月18日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日の千葉ロッテマリーンズvs. 福岡ソフトバンクホークスの試合で起こったライトオーバーフェンス直撃の併殺打を元横浜の高木豊、元巨人の松本匡史、元中日西武の田尾安志がフリーアナウンサーの堤友香と共に語っています。
【状況】
ロッテは2点ビハインドの9回裏1アウト1塁でバッター角中。ちなみに1塁ランナーは中村奨吾。ここで角中がライトオーバーフェンス直撃の長打を放つ。ライトのグラシアルがフェンスのクッションを素早く拾って2塁に投げる。角中は普通に走れば2塁打だったが1塁ランナーだった中村奨吾は2塁で打球を見守っている。角中は2塁に行こうとしていたが2塁にいる中村奨吾が目に入った為に1塁に慌てて戻るが挟まれてタッチアウト。中村奨吾は角中が挟まれているのを見て3塁にスタート切るが角中がタッチアウトの後にすぐさまサードにボールが送球されて中村奨吾もタッチアウトとなり結果的にはライトオーバーの併殺打になり試合終了。
アナ 豊さん、こういう終わり方があるんですね。
高木 僕も野球を見たり、やったり、ずっと長く見ていますけど、初めてかも分かんないですね。松本さん、何が起こってたんですか?
松本 いやぁ、僕もビックリしたんですけど、角中が1塁に戻ってきたこと自体がビックリしたんですけど。
高木 僕も何故角中が挟まれることになったのか、と思いましたけどね。
松本 ということは、角中がもう3塁に行っているものと思って2ベースヒットという感じで勢いよく走ってるわけです。
高木 はい。
松本 それでパッと見たら中村が2塁ベース上にいた為に1-2塁間で挟まれてしまってタッチアウトとなる。そこで中村奨吾が慌てて3塁にスタートを切ってしまって、またタッチアウトと。
高木 でも、角中を挟んでタッチアウトしたセカンドの川島も冷静にワンバウンドに3塁に投げましたよね。
松本 そうなんですよね。このへんの守備が落ち着いていましたよね。
高木 実は談話が入ってきているんですよね。
アナ そうなんです。中村選手は試合後に「ライトが捕るかと思った ハーフウェイをもっと取れば良かった」。井口監督は「プロとして恥ずかしいプレーだ」と。
高木 うーん。田尾さん、角中は何か足元が悪かったから足元ばっかりを気にしていて。
田尾 あー、それで前のランナーを見ていなかったと。
高木 うん。1塁ベースを回ったら2塁に中村がいてビックリしてたと。
田尾 いや、もうね、前のランナーはホームにでも行くかなって思うぐらいだったはず。まさか2塁にいるとは思わなかったでしょうね。
高木 ですよね。ライトがよくフェンス沿いで捕るフェイクをして、騙されるというのもありますよね。
田尾 ランナーを止めるためにね。でも、ライトはそれもしてなかったですよね。
高木 全くしてないです。
田尾 普通に追い掛けてるだけですよね。
高木 そうですね。
田尾 まあ、悪くて3塁には行きますよね。
高木 2-3塁は作れましたよね。
田尾 作れました。
以上です。
考えられないプレーが出ました。