2018年10月14日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のパ・リーグ、クライマックスシリーズ、ファーストステージ第2戦の福岡ソフトバンクホークスvs.北海道日本ハムファイターズで好投したマルティネスについて元中日西武の田尾安志、元ヤクルト広島の笘篠賢治、元日ハムの岩本勉がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。

 

【この日のマルティネスの投球内容】

7回107球、被安打5、奪三振2、四死球1、失点2

 

 

アナ ファイターズ先発のマルティネス投手がホークス打線を7回2失点に抑えました。

 

岩本 持ち味たっぷりでした。

 

アナ うん。

 

岩本 苫篠さん、素晴らしかったですよね。

 

苫篠 もちろんピッチングではベース板を広く使う術、奥行きを使う術もさすがだなと思ったんですけど、ランナーを背負った時に非常にバッターとランナーのタイミングを外すというね。

 

岩本 はい。

 

苫篠 牽制のセットポジションの長さ、クイックの早さ、そういう部分で自分を助けるピッチングができる非常に頭のいいピッチャーなんじゃないのかなと思いました。

 

岩本 僕も今シーズン見ていて、今日も21個のアウト中、15個がゴロアウトなんですよね。もともとそれを自分の特徴だと謳いながらやってきたんですけど、シーズン当初は打たせて取るピッチングが彼に勝ち星を付けました。でも、シーズンに入って4試合か5試合目に次の1本が出てランナーを抱えることが多くなったんですね。

 

苫篠 うん。

 

岩本 それでそのあとに次の1本の次の1本で失点をする試合が多かったんですが、一度ちょっと冷静に先発ローテーションの組み換えがあり、考える時間を作ったあと、三振を取るピッチングなどを駆使してきたんですよ。

 

苫篠 うん。

 

岩本 それで自分の引き出しを増やしたマルティネスが今日は相手打線に対してこの特徴の引き出しを当てよう等々と考えて、スゴく日本のプロ野球の中で成長も遂げているんじゃないかと思ったんですけど。

 

田尾 うんうん。

 

岩本 田尾さん、マルティネスはクレバーですよね。

 

田尾 クレバーですね。相手の嫌がることをどんどんやっていきますね。苫篠さんが言っていたように、セットポジションで長く持ったり、すぐに投げたりとか。

 

岩本 工夫がありますよね。

 

田尾 バッターからすると長く持たれるが嫌なんですよね。集中力が欠けるんですよね。

 

苫篠 ランナーでもそうなんですよね。セットに入ってからのタイミングが分かりにくいんですよね。スタートも切りにくいですね。

 

田尾 タイムをかけたくもなるんですけど、2ストライクだとタイムをかけづらいんですよね。

 

岩本 そうですよね。

 

 

以上です。

マルティネスは日本に順応しましたね。それにしても岩本の1センテンスの話しが長くてくどい。

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