2018年10月15日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のパ・リーグ、クライマックスシリーズ、ファーストステージ第3戦の福岡ソフトバンクホークスvs.北海道日本ハムファイターズでソフトバンクの勝因の1つ目、真っ直ぐ狙いについて横浜で監督をしていた大矢明彦、元横浜のOBの平松政次と高木豊がタレントの衛藤美彩と共に語っています。

 

衛藤 豊さん、ソフトバンクが5年連続でファイナルステージ進出です。

 

高木 5年連続ってやっぱりスゴいよね。

 

衛藤 うーん。

 

高木 その中で今日も5本のホームランで相手をねじ伏せたという試合になりました。

 

1回裏 明石 ストレート 右本

4回裏 デス ストレート 中本

4回裏 松田 ストレート 左本

6回裏 デス ストレート 左本

6回裏 中村 カットボール 右本

 

 

高木 大矢さん、徹底した真っ直ぐ狙いだったと思うんですよね。

 

大矢 そうですね。

 

高木 それで以前、札幌ドームでは杉浦にやられているんですね。真っ直ぐに差し込まれて。

 

大矢 うん。

 

高木 だから、今日は徹底していたのが分かったんですけど、本当に逃さずにカウント球の真っ直ぐというのがひとつのテーマだったような感じのね。全部ソロでしたけど全部打ち返しましたね。

 

高木 そうですね。この3連戦を見ていると、その徹底ぶりが打線では目立った感じがしたんですよね。

 

大矢 チームの持ち味を発揮しましたね。

 

高木 平松さんがピッチャーをやっていて、真っ直ぐしか打ってこないってなったら嫌でしょ?

 

平松 まあ、嫌だけどストレートを投げたらいいんだよ。それで牛耳らなきゃダメなんだから。

 

高木 なるほど(笑) 上回らないといけない。

 

平松 そうそう。でも、日本ハムのピッチャーがそこまでストレート狙いできているのを感じていなかったのかもしれませんね。

 

高木 そうですねぇ。大矢さん、キャッチャーやっていたらファーストストライクからフルスイングされたら組み立てが出来なくなるじゃないですか。

 

大矢 そうですね。

 

高木 こういうときってどうしたら良かったんですかね?

 

大矢 まず第3戦に杉浦がきて、それで杉浦というピッチャーはストレートが生きないと話にならないピッチャーですよね。

 

高木 そうですよね。

 

大矢 それをいきなり上林がファールだったけど、完璧に捉えられていたりね。それでその次に明石にソロホームランを打たれて。

 

高木 はい。

 

大矢 『明石に打たれちゃうのか』っていうのが尾を引いていたと思うんですよね。それで変化球も投げ出したんだけど、ソフトバンクの方は真っ直ぐ一辺倒で狙い打ち。

 

高木 ですよね。何か変化球に手を出さないですもんね。

 

大矢 そうですね。

 

高木 だから、そこらへんの徹底ぶりが5本のホームランを生んだかなという。

 

勝因その②はこちら

 

以上です。

やっぱり強いチームという感じがします。

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