2014年にフジテレビの「すぽると」で放送された100人が選んだナンバーワン 走塁部門を紹介します。ナレーターと選手の語り共に進行します。
走塁部門 第3位
マートン 彼は常に先の塁を狙っているね。
梵英心 菊池ですかね。0から100に持っていくスピードが速いというか。2塁からホームへ帰ってくる回数が多いと思うので。まあ、そういう意味では彼のスピードっていうのは羨ましく思いますけどね。
3位は守備部門で1位に輝いた広島の菊池涼介(6票)。2014年シーズン、自己最多の23盗塁をマーク。しかし、菊池が選ばれた理由にはこんな驚きのプレーがあった。
丸佳浩 内野のファールフライで1塁から2塁にタッチアップします!?しないでしょ!僕も初めて見ましたもん。
【2014年4月24日のヤクルト戦での映像が流れる】
丸の打球はサードのファールフライ。すると1塁ランナーの菊池が一瞬の隙を突いてタッチアップに成功。その走塁は見た者に衝撃を与えた。
前田健太 なんか凄い走塁をたまにするっていうか。他の選手がしないようなプレー、考えない走塁をするので。凄くピッチャーは嫌だと思いますね。
走塁部門 第2位
角中勝也 単純に足が異常に速いなと。
石川歩 西川遥輝選手。
柳田悠岐 まあ、西川遥輝。日本ハムの。1塁ランナーに出たらやっぱ守っていてイヤですね。走りそうなのでカバーに行く、一応準備をしてます。いつも。
第2位は日本ハムの西川遥輝(20票)。2014年シーズン、レギュラーを掴んだ22歳は両リーグトップの43盗塁を決め自身初のタイトルを獲得。しかし、ライバルたちが恐れるのは盗塁だけではない。
鈴木大地 打った後の一歩目が本当に速いんでスピードに乗るのが速いんで。今年ショートを守っていて内野安打を何本もとられたのもあるんで。
今江敏晃 足がむちゃくちゃ速いと思いますよ。普通のボテボテのファーストゴロがセーフになってたり。打ってから1塁までが速いのはありますね。
走塁部門 第1位
嶋基弘 相手に恐怖を与えるような走塁が。
坂本勇人 僕は世界で1番凄いんじゃないかなと思ってるぐらい。
大瀬良大地 ちょっとした長打でも1塁からホームに返られそうで。
石川雅規 警戒されている中での盗塁を成功させているので、それが1番凄いですね。
則本昂大 絶対に次の塁を盗むし、ランナー3塁からでも本当に凄い走塁をする。走るだけじゃなくてスライディングも凄く上手いんで。
三浦大輔 そうですね、やっぱりジャイアンツの鈴木君ですね。
阿部慎之助 尚広。チームは大事な場面で尚広に助けられていると思うよ。
第1位は2年連続ナンバーワン。巨人の鈴木尚広(35票)。2014年シーズンに通算200盗塁を達成しその半数以上が代走での盗塁という足のスペシャリスト。試合中盤、鈴木が塁にいることは相手バッテリーにとって脅威以外の何者でもない。
能見篤史 凄く嫌な思いはしてるので。必ず大事なとこで終盤で出てきてかき回すっていうのがね。
梅野隆太郎 やっぱ凄いプレッシャーが掛かりますし、キャッチャーとして。ホントその1点で負けた試合もあるんで鈴木さんの存在はキャッチャーをしていてイヤだなと思いますね。
走塁部門3位にランクインした菊池は。
菊池涼介 緊迫した場面に出てきて簡単に盗塁を決める。ギリギリだろうなっていう打球でも返ってきちゃう。ホームベース回りのスライディングもそうですけど凄いです。
その証言通り2014年強烈なインパクトを残したスライディングがあった。
村田修一 橋本到が打ったときのホームでのスライディングとか、ああいうのは凄いなと思いますね。
【2014年7月15日のヤクルト戦で2塁ランナー鈴木がホーム生還の映像が流れる】
その試合はまさに接戦。同点で迎えた延長12回裏。2塁は代走鈴木。際どいタイミングの中、チームはサヨナラ勝ち。キャッチャーのタッチをかいくぐるこのスーパープレーは各メディアで『神の手』と称された。
鈴木尚広 本当に2年連続で貰えると思ってませんでしたし、選手間で投票された結果で今年も1位になれて非常に嬉しく思います。
スタッフ サヨナラホームインは?
鈴木尚広 頭で考えてるより体が先に動いたっていう感覚でいましたし、ホントに全てのことが上手くいった走塁なんじゃないかと思います。サヨナラだったんでガッツポーズを誰に向けてやったのかそれも忘れるぐらい本当にいい走塁だったんじゃないかなと思います。一つでも多くの塁を奪うことが仕事だと思ってますし、一つでも多くのホームを踏んでチームの勝利に貢献したいと思います。
走塁部門 ランキング2014
選手 | 票数 | |
1位 | 鈴木尚広 | 35 |
2位 | 西川遥輝 | 20 |
3位 | 菊池涼介 | 6 |
以上です。
鈴木のサヨナラホームインは本当に凄いんです。。