2018年11月24日に日本テレビで放送された「Going! Sports&News」で北海道日本ハムファイターズのドラフト1位・吉田輝星に必要なことを元阪神の赤星憲広が番組MCの上田晋也と共に語っています。
上田 日本ハムは高卒のダルビッシュ投手や大谷翔平選手を見事に育て上げてきましたけど、吉田輝星投手がプロで活躍するカギはどのへんになりますかね?
赤星 僕はストレート以外のウイニングショット作れるかどうかだと思っています。
上田 はい。
赤星 ダルビッシュ投手には速い真っ直ぐもありましたし、尚且つスライダーという武器がありましたよね。
上田 うん。
赤星 そして大谷投手はストレートが160キロというスピードが出ていましたので、そしてフォークの2つがウイニングショットでした。
上田 はい。
赤星 それで吉田輝星投手についてはストレートはスゴく素晴らしいボールを投げると思うんですけど、平均だと140キロ中盤から後半なんですよね。
上田 うん。
赤星 それで他の球種でストライク入らなくてストレート勝負になったときに、140キロ台後半だとプロでは対応してくると思うんですよ。
上田 うーん。
赤星 やっぱりそのストレートを生かすために、そのウイニングショットになるような変化球を作れるかどうかだと思うんです。
上田 ほー。
赤星 だから、やっぱり高校野球を見ていると困ったときにストレート頼みになっていた部分がありましたので、スライダーであったり、ちょっと抜いた落ちるボールであったり、そのへんを磨いていけるかどうかですよね。
上田 うーん。どうでしょうね。栗山監督は1年目から登板させるのかなんて思うんですけど、投げそうですかね?
赤星 僕は投げると思います。
上田 ほー。
赤星 ただ、開幕1軍とかではなくて、夏場ぐらいまでは2軍で経験を積ませて上がってくるんじゃないかとは思いますけどね。
上田 確かに焦らず、まずじっくりと体を作ってね、もちろん日本ハムのエースもそうですけど、日本球界のエースを目指してほしいですね。
赤星 将来的にそうなってほしいですね。
以上です。
使える変化球が大切です。