2019年2月10日にフジテレビで放送された『S-PARK』で埼玉西武ライオンズの山川穂高がインタビューを受け、ホームラン量産への取り組みなどを語っています。聞き手はフジテレビアナウンサーの宮司愛海。
午前のバッティング練習ではフルスイング、午後の室内練習では緩めに柔らかくスイングする様子が映される。
緩急のあるスイングの練習の意味
アナ 緩い球でも打撃練習していましたが、何か狙いがあってやってるんですか?
山川 何だと思います?
アナ えぇ・・・何でもホームランにする練習。
山川 うん。でも、近いですね。けっこう僕は早めに左足を上げるんですけど、それで早めに軸足の右足に体重を乗せて、右足の内側の筋肉でピタッと止まれるようにすること。あとはボールの下を真っ直ぐ振ってポンっと上にあげる練習です。やっぱりホームランを打つには下に飛ぶように打ったらホームランにならないんで。
アナ そうですよね。
山川 やっぱり上に打つ練習ですね。
アナ ティーバッティングの時とかも他の選手と比べると全力で振ってるなと。
山川 体ってそもそも一つしかないじゃないですか。
アナ はい。
山川 だから、『どこだけ使いましょう』ということではなくて、『頭から足先まで全部全力で力を使う』というイメージ。それぐらい、体が千切れるぐらいというか、ねじれるぐらい振って。やっぱり小さく振るのはいつでも出来ると思うので。
アナ はい。
山川 バッティング練習は打たせる球が来るので、体がねじれるくらい振って、振る力をつける。
取り組んでいる課題
山川 やっぱり課題は足だと思います。僕、上半身の力は強いんですよ。
アナ はい。
山川 握力とか背筋力とかも強いんですよ。ただ、シーズン中に下半身が弱ってくるんですよね。(2018年は)下半身の力が50%なのに、上半身が100%の時期があったんですね。だからって上半身を50%に合わせることはできないので。
アナ なるほど。
山川 だから、常に100%でバッティングが出来るように、そもそもの底上げ。バテない筋肉を付けさえすれば大崩れはしないかなと。
ホームランへのこだわり
アナ ホームランにこだわる理由は何なんですか?
山川 生きていく道。ヒットを打つだけだったら秋山(翔吾)さんに勝てないですし、走るのも源田(壮亮)には勝てない。
アナ はい。
山川 もう生き残るにはどうしたらいいかと考えたらホームランを打つしかない。打ったことある人なら分かりますよ。
アナ 私は打ったことがないから分からない・・・(笑)
山川 これギータ(柳田)さんとかと代表で一緒になったときに「ホームランはヤバイよな!」っていう話をずっとするんですよ。
アナ へぇ~。
山川 ホームランってヤバイんです。
アナ どうヤバい?
山川 その日1日ニヤケが止まらないぐらいに嬉しい。
アナ なるほど(笑)
以上です。
ホームランが生きる道というのは分かりやすい。