2019年3月18日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』で横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智の打撃フォームについて元横浜の高木豊、元広島の苫篠賢治、元横浜の野村弘樹がフリーアナウンサーの堤友香と共に語っています。
野村 豊さん、この筒香について聞きたいんですけど、彼は毎年打撃フォームを変えるじゃないですか。
高木 はい。
野村 筒香クラスだからなのか、それ以外として何か理由があるのか。僕はバッターじゃないんで豊さんと苫篠さんにお聞きしたいんですけど。
高木 思うところがあるんでしょうね。それで1つ年を取ると1つ年を取った分の何かを得なきゃいけないというか補っていかなきゃいけないという。昔から比べると今年のフォームって本当に無駄がなくなってますよ。ねぇ、苫篠さん。
苫篠 飛ばないボールをより飛ばすような雰囲気を感じますよね。飛ばないボールを、もし飛ばすんだったらこうやって打ったら飛ぶんじゃないかと。
高木 なんか含みを持たせるた言い方だよな(笑)
苫篠 だってみんなそう思ってるでしょ(笑)
野村 ハッキリ言ってくださいよ(笑)
高木 俺はメジャーなんて全然思ってない。
苫篠 ハハハ。
高木 ただ、俺は低く落ちるボール。変化をよくするボールに対しての軸の低さだと思うんだよね。
野村 重心の低さということですか。
高木 うん。そこから振り上げていくという。ある程度のフライボール革命じゃないけど、ああいうスイングの形に見えますね。
苫篠 そうですね。
高木 だから昨年の突っ立ってるのはあり得ないよ。途中で変えたでしょ。
野村 はい。結局戻しましたよね。
高木 あれは完全に力が抜けてる状態で構えてるからね。
野村 力を抜きすぎてるんですよね。
高木 今年は下半身に充実感がある。だから今年はホームラン王じゃなくて首位打者を獲るんじゃないかなという予想を立てた。
野村 なるほど。じゃあ、ホームランというよりもヒット狙いの感じですか?
高木 いや、ヒットが増えるということ。
野村 あぁ。
高木 どう思う?
野村 ということはホームランが減るということですか?
高木 いや、減りはしないけど確率が上がる。
野村 打率が上がるんですね。
苫篠 僕は圧倒的なホームラン王になりそうな気がしますけどね。
高木 そうか。よし。
アナ どちらも増えるといいですね。
高木 そりゃそうだ(笑)
以上です。
今年はどんなフォームに落ち着くんでしょうかね。