2019年3月30日に日本テレビで放送された『Going Sports & News』で読売ジャイアンツの丸佳浩の打撃の凄さを赤星憲広が番組MC上田晋也と共に解説しています。
上田 これ赤星さん邪魔じゃね?
赤星 ですよね(笑) ちょっと邪魔ですよね。すいません。見づらいと思うんですけど、上田さんに問題です。この5つの中で丸選手のスゴさが一発で分かるのは1から5のうちどれでしょう?
上田 そらぁ、バカにされちゃ困りますよ。③に決まってるじゃないですか。
赤星 くそぉ(笑)
上田 くそぉってことはないでしょ(笑)
赤星 ③です!
上田 そりゃそうですよ。下半身は前にいってるけど腕が残ってる。いわゆる『割り』ってやつが作れてるわけですよ。
赤星 ちきしょー(笑)
上田 ちきしょうって何だよ!(笑)
赤星 上田さん、もっと迷ってくださいよ。
上田 いや、今少年野球のコーチやってんだから。舐められても困るわ(笑)
赤星 残念ながら上田さんの言う通りなんです。
上田 そうでしょ。
赤星 はい。やっぱり③でグリップをこれだけ引いて・・・もう上田さんが言った通りです!
上田 ハハハ(爆笑) めげずに解説してください(笑)
赤星 まあこの形ってなかなか作れないんですけど、これを作れるから丸選手はホームランを量産できるんですね。
上田 はい。
赤星 どういうことかと言うと、丸選手は②の時点で一回下にグリップを落として③の形を作る。
上田 はいはい。
赤星 これがやっぱりなかなかできなくて、手が前にいったりという風になるんですけど。この③の形によって丸選手は遠くに飛ばすこともできるんですけど、③の形によって選球眼も増すんですよね。
上田 ほー。
赤星 だから四球の数も非常に多いんですけど。ただちょっとだけ気になるのが昨日(3/29)と今日(3/30)の試合の試合を見ててこの形ができてないんですよね。
上田 だからちょっと苦しんでいる感じなんですかね?
赤星 そうなんですよ。今の状態は手の位置が後ろになくて、顔の顔の近くにあるんですよ。だから見逃そうと思っても手が出ちゃうという感じになってるんですけど。
上田 はいはい。
赤星 ただ、今日のある1球を見て大丈夫だと思いました。それはフォアボールを選んだ第3打席の2球目のシーンなんですけど。その打席では手が出かけたんですけど出なかったんですね。
上田 なるほど。
赤星 これはだいぶボールが見えてきている証拠なのかなと思うんですね。だからこれができ始めるとボール球に手が出なくなるので、しっかりと見逃せるようになるんじゃないかと思うんですね。
上田 はい。
赤星 まだヒットは出てませんけど間違いなく明日の試合には出るんじゃないかと思ってます。
上田 なるほどね。
以上です。
上田が意外と知っていた。