2019年4月12日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース』でこの日のvs.オリックスバファローズ戦で先発し、見事に今季初勝利を飾った埼玉西武ライオンズの多和田真三郎について元横浜の高木豊、元中日の谷沢健一、元巨人の斎藤雅樹がフリーアナウンサーの田中幸美と共に語っています。
この日の多和田の投球内容
9回117球 被安打2 奪三振6 四球2 失点0
今季1勝1敗 防御率3.15(4/12の試合終了時点)
多和田のヒーローインタビューの一部
多和田 (7回2アウトまでノーヒットピッチングについて)最初からいけると思ってなかったので7回に早めに出て(ヒットを打たれて)良かったです。(サヨナラ勝ちの瞬間は)これで勝ったなと思って一安心でした。
高木 斎藤 谷沢の解説
アナ 今日のサヨナラ勝ちを呼び込んだのは多和田投手のピッチングですかね。
高木 そうですね。谷沢さん、僕が感動したのは最後に9回表0対0の2アウト1-3塁でロメロを打ち取るときにインサイド、インサイドと続けたじゃないですか。
谷沢 うん。
高木 僕は1球ぐらい間違えるかなと思ってドキドキしてたんですけど。
谷沢 いやぁ、ロメロは腕が長いから外のボールを引っかけてレフトの方に打たれるのが心配なんですよ。
高木 でも、多和田にとってこの試合の最後のバッターになるわけじゃないですか。
谷沢 はい。
高木 ここで間違えなかったのはスゴい集中力だと思ったんですよね。
谷沢 だけどキャッチャーの森もうまくリードしたんじゃないですかね。
高木 そうですね。雅樹さん、9回の117球目で三振に打ち取るわけですけど、完封しようと最後のあの場面であのコースに3球4球を続けたんですよ。
斎藤 どうしてもインサイドっていうのは一発というのが頭に思い浮かぶんですよね。
高木 はい。
斎藤 だけど、外国人選手がホームランを打つのは外の球なんですよね。
高木 うん。
斎藤 だから投げきれればいいんですけどね。
高木 1球ぐらい間違うんじゃないかと思って。
斎藤 そういう怖さもありますね。
谷沢 斎藤さんなんかは間違えたことないよ。
斎藤 いやいや(笑) 間違いだらけですよ。
高木 それにしても多和田は見事な集中力でしたよ。
アナ エースとしての成長が見えるような素晴らしいピッチングでした。
高木 はい。
以上です。