2019年6月30日にBS1で放送された『ワースポ×MLB』でこの日vs.ヒューストンアストロズ戦で勝ち負けはつかなかったものの2回に炎上してしまったシアトルマリナーズの菊池雄星のピッチングについて岩村明憲がフリーアナウンサーの上田まりえと共に語っています。
菊地の試合後のコメント
菊池 2回に点を取ってもらった後のフォアボール2つが一番悔しいですね。2回を除けば、スゴく粘りながらできました。まあ2回に5点取られましたが、その後に立て直せたのは最近できていなかったことなので収穫も多い試合だったかなと思います。
岩村の解説
今季 防御率5.12(6/30の試合終了時点)
アナ 菊池投手は2回に5失点。勝ち負けはつかなかったんですが、強力アストロズ打線に苦しいピッチングとなりました。
岩村 そうですね。立ち上がりは良かったんですけどね。2回に味方が先制してくれた後の回ですよね。本人も言っていましたけど、ここをしっかりと抑えたいというところで逆にフォアボールになってしまいましたね。
アナ 先頭の左バッターに対してフォアボールを出して、次のグリエルに対してもインサイドに厳しくいくんですけど、フォアボール。フォアボールはピッチャーのエラーのようなものですからね。
アナ はい。
岩村 そして守備のリズムを乱した中でセカンドがエラー。ちょっと不運が重なった部分がありましたよね。まあもちろん自分が蒔いた種なんですけど、そこで慎重にならなきゃいけないという本人の談話もありましたからね。
アナ 大事だからこそですね。
岩村 そうですね。
アナ 2回は際どいコースに投球していましたよね。
岩村 そうですね。際どいところに投げて先頭にフォアボールを出してしまった。そして次のバッターに対して2球目にストライクを取れたんですけど、その後の3球に厳しいところに投げているんですけど、僅かなボールということで二者連続フォアボールを出してしまって、相手に流れを渡してしまったのかなと。
アナ はい。
岩村 一つ付け加えるなら、相手のホームゲームということも加味するべきかもしれません。
アナ 少し相手にアドバンテージがあったかもしれないと。
岩村 かもしれないですね。
アナ ただ、調子自体は悪くなっているということではないんですよね。
岩村 そうですね。慎重になり過ぎた部分がありますけど、3回以降は立ち直ってましたからね。今後は大丈夫だと思いますし、本人も「収穫のあった試合」と言ってますから大丈夫だと思います。
アナ 前半戦の踏ん張りどころですね。
岩村 そうですね。
以上です。