2019年8月9日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.広島カープ戦でミスを連発し負けてしまった阪神タイガースについて元南海阪神の江本孟紀が痛烈に批判しています。元横浜の高木豊、元巨人の松本匡司、フリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。
シーン
4回表 阪神3点リードの無死1-2塁でサードゴロゲッツーという場面でサード大山がボールをこぼし2塁封殺のみ。その後、逆転される痛いミスとなった。
ミス2 原口と守屋
8回表 阪神1点ビハインドで無死1塁、サインミスで守屋の投球を原口が捕れずランナーが2塁に進塁。この後、このランナーが生還し2点のビハインドとなる。
ミス3 島田の走塁
8回裏 島田が右中間の当たりを打つが3塁まで行かず2塁で止まる。その後、マルテのタイムリーで生還するが当たり前のことができていない。
ミス4 浜地の送球エラー
9回表 阪神1点ビハインドで1アウト1塁。野間が打った当たりをピッチャーの浜地が捕りゲッツー狙いで2塁に送球するがボールが逸れる。その後、一挙に5点取られ試合が決まる。
江本、高木豊、松本が語る
アナ 広島が阪神に逆転勝ちでした。阪神はミスが目立ちましたでしょうか・・・。
高木 江本さん、どうですか。
江本 ミスはここの専売特許みたいなもん。もうエラーが90近くなるの?
高木 そうですね。
江本 こういうところを今度の秋季練習で相当鍛えないとダメでしょうね。
高木 一回なんでもないところで原口がマウンドに行って高橋にサインの確認しているシーンがあったんですよ。
江本 うん。
高木 試合中に。
江本 それはダメだね。だからもうちょっとレベルを上げないとね。
高木 うん。
江本 今日の試合を見てたら阪神はこんなに弱かったかなと思ってね。
高木 本当ですね。
江本 もうちょっと何とかしないと。
高木 やらなくていい点が多すぎるんですよね。
江本 そうそう。まあ、みんなで明るく楽しくやるのはいいけども、やっぱり厳しくピリッとした野球をしないとね。
高木 やっぱりみんな生活を懸けてやってますからね。
江本 もうちょっとその辺がね、明るさが先にいってるから。明るいとか暗いじゃないんだよ。やっぱりね、厳しいかどうかですよ。
高木 そうですね。松本さんはどう思われますか?
松本 その通りですね。まあミスした後が大事ですよね。そこを自分で考えないといけないですよね。
高木 そうですよね。
松本 それと島田の走塁ですね。せっかく自分の持ち味だから、それをしっかりと使わないといけない。
高木 そうなんですよ。状況的には1アウトだったんで少々無理してでも3塁に行ってもいいぐらいじゃないですか。
松本 彼の足なら行けるでしょうね。
高木 そうですよね。
江本 まあ、明るくて楽しいチームはエラーが多い。
高木 そうですか(笑)
江本 うん。チーム内でピリピリしてないもん。ライバルがいて口も聞かないようなチームの方が一生懸命やるからエラーが少ないんだから。
高木 やっぱりミスしたら代えられますもんね。
江本 うん。競争が激しいからね。だからエラーをしたら代えられるという緊張感がないとね。
高木 そうですね。
江本 やっぱりエラーの数を何とかしないといけない。多すぎる。
高木 阪神もまだ優勝のチャンスがないこともないですからね。
アナ そうですね。
高木 やっぱり急には上手くならないですけど、緊張感を持てると思いますから。また締め直した方がいいかもしれないですね。
以上です。