2019年9月5日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs横浜DeNAベイスターズ戦で快勝した阪神タイガース。その中で球団新人記録に並んだ木浪聖也と球団記録を更新した近本光司について元横浜の平松政次、楽天で監督をしていたデーブ大久保、元横浜の斎藤明雄がタレントの稲村亜美と共に語っています。
近本のヒーローインタビューの一部
―球団新人記録は知っていたか
近本 はい。周りからけっこう言われていたんで(笑) 今日は何としてでも2本打ちたいと思っていました。今日のこの球場に足を運んでくれたファンの方たちにしっかりと球団記録というのを見てもらいたいと思っていたんで、2本打ちたいと思っていました。
平松、斎藤、デーブが語る
近本 右安 四球 右飛 三振 中2 三ゴ
木浪は13試合連続安打(球団新人タイ記録)
近本はシーズン137安打(球団新人記録)
大久保 明雄さん、まず13試合連続安打の木浪から聞きたいんですけど、ピッチャー目線でどういうバッターですか?
斎藤 コンパクトに打ってくるタイプですね。それでインサイドにも強くて引っ張るときは引っ張るし、決め打ちをしてくるバッターだと思うんですよ。
大久保 なるほど。
斎藤 それで開幕当初は木浪が1番で近本が2番だったでしょ。
大久保 はい。
斎藤 それでファームに一度落ちて、もうこれじゃダメだと思ってバッティングを変えたと思うんです。だからボールの待ち方がしっかりしてきてますよね。
大久保 頭の中が変わってきましたか。
斎藤 そうですね。だからピッチャーからするとインサイドを安易に投げられないバッターだと思いますね。
大久保 インサイドを投げるにしても気を使うということですね。
斎藤 そうですね。
大久保 なるほど。平松さん、そして近本が球団新人最多安打記録を更新して今季137本目のヒットを打ちました。この近本を平松さん目線で解説をお聞きしたいんですが。
平松 近本はとにかくバットの出が高めでも真ん中でも低めもでも、そのコースに従ってバットのヘッドが下がってきませんよね。だからミートが物凄く上手いです。
大久保 じゃあ高低は使いづらいバッターということですね。
平松 そうですね。あとはアウトコースをレフトにも打てるし、インコースは引っ張って菅野からもホームランを打ったりしましたよね。
大久保 はい。
平松 だからミートが物凄く上手いバッターですね。バットにボールを当てる天才的なものを持ってると思いますね。
大久保 なるほど。
以上です。