2019年9月10日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.読売ジャイアンツ戦で先発しリードしていたものの岡本に痛恨の被弾を食らってしまった横浜DeNAベイスターズの今永昇太について元横浜の斎藤明雄、元中日の井端弘和、元横浜の野村弘樹がフリーアナウンサーの堤友香と共に語っています。
アナ 今日ヒーローの岡本選手は2打席連続のホームラン、そして3打点の大活躍です。
野村 お二方(斎藤明雄と井端)に聞きたいんですけど、1本目のホームランについてなんですが、逆転2ランを打たれました。丸のフォアボールの後の初球のチェンジアップなんですよ。斎藤さん、今永はフォアボールの後に変化球から入るのは分かるんですけど、結局この1球が勝負を分けたように感じるんですけど。
斎藤 そうですね。選択したのはチェンジアップですよね。だけど、今日の今永のピッチングを見ていたらチェンジアップが落ちてないんですよね。そこでなぜ初球にチェンジアップを選択したのかなというのがあるんですよね。
野村 まあ投げるんだったら様子見でボールから入る?
斎藤 まずはボールから入らないとダメだと思いますね。
野村 井端さん、バッターからしてこの場面はどうなんでしょう?
井端 やはりフォアボールの後はストレートを待ちたくなるんですけど、そこは素直に来ないだろうということで変化球のイメージがあったと思うんですけど、変化球を投げるんであれば、僕はスライダーが良かったかなと思いますね。
野村 チェンジアップよりもスライダー。なるほど。
井端 岡本選手の1打席目も2打席目もそうなんですけど、スライダーに全く合ってない空振りをずっとしていたんで、そこを見ていたらスライダーが安全だったかなと思いますね。
野村 それだと芯に当たっても一発はなかった?
井端 そうですね。良くてヒットでとどまっていたのかなと思うぐらいの内容の打撃を岡本選手がしていたので。
野村 とにかくここのホームランが効きましたからね。
アナ そうですよねぇ。
野村 ピッチャーとしては悔いの残る1球になってますよね。
斎藤 なってると思います。今日の中で一番悪いボールを選択したと思います。
以上です。