20191011日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のクライマックスシリーズファイナルステージのvs.福岡ソフトバンクホークスとの第3戦にも敗れて3連敗となり日本シリーズに向けて崖っぷちとなった埼玉西武ライオンズについて元横浜の高木豊、元中日巨人の井端弘和、楽天で監督をしていた田尾安志がフリーアナウンサーの山田幸美と語っています。

 

先制される先発について

西武先発のイニング別失点(ファイナル3試合)
1回2回3回4回
4342

 

アナ 西武はソフトバンクに3連敗となり日本シリーズに向けてあとがなくなりました。

 

高木 先制させるというのは仕方ないことなんですけど、田尾さん、やっぱり監督って「今日は千賀に対してこうしてやろう」とかプランを持ってるじゃないですか。

 

田尾 持ってますよ。「先発はどれぐらいで抑えてくれるんだろうか」とか考えますよね。そういうプランを何通りか考えて作戦を立てますからね。

 

高木 でも4回までにパコーンっと打たれるとね。

 

田尾 今日は5点取られてますからね()

 

高木 こうなると何も打つ手がないですよね。

 

田尾 もうバッターに頑張ってもらうしかなくなる。

 

 

打者について

西武の打撃成績(ファイナル3試合)
1番・秋山 率.231(13-3) 点1 本0
3番・森  率.182(11-2) 点1 本0
4番・中村 率.182(11-2) 点1 本0
5番・外崎 率.231(13-3) 点3 本1
6番・山川 率.333(9-3)  点1 本0

 

高木 井端さん、こういう時に打者がやらなきゃいけない事って何ですか?

 

井端 頭では1点ずつって分かってるんですけどね。なかなか打席の中では実行できないですよね。まあ初回は1点取られて裏の攻撃では先頭の秋山が出て2番の源田が送りバントをしたんですけど、もう3点差4点差になってくるとどうしても長打とかのイメージになりますよね。

 

高木 はい。

 

井端 大量点を取ろうと思ったら必ずフォアボールが絡んでくると思うんで。

 

高木 はい。そのフォアボールなんですけど、シーズン中はチームで556個の四球を取ってリーグ1位なんですよ。それがフォアボールを取れなくなってるということで打線も機能してきてない。

 

田尾 今日見てて気になったのが、山川に全くらしさがなかったし、外崎も良くなかった。

 

高木 はい。

 

田尾 それぐらい千賀が良かったのかもしれないですけど、あまりにも山川らしくなかった。だから疲れもあるのかもしれないですけど、僕は明後日に向けて一番大事なのはやっぱり(台風の影響で中止になる)明日の過ごし方だと思います。

 

高木 うんうん。

 

田尾 その辺で辻監督は分かってる人だと思うんだけど、練習時間は長くやらない方がいいですね。

 

高木 スパっと上がる。

 

田尾 うん。それでしっかりと体を手入れして次の日に向かうというのが一番正しいやり方じゃないかなと思いますね。

 

高木 井端さんはどう考えますか?

 

井端 田尾さんと同じですね。今はいい状態のバッターがいるわけでもないので。

 

高木 そうですね。

 

井端 まあ僕のイメージですけど、練習しても悪い形で振ってるような気がするんですよね。

 

田尾 そうですね。調子悪い時に打ち込んでも良くならないよね。それよりも体を休める方が良くなることの方が多い。

 

高木 絶対にそうです。疲労からスランプが始まりますからね。

 

田尾 ほとんど疲労だと思います。

 

 

以上です。

悪い形で練習してもダメですけど、3試合しかしていないのに疲労ってあるんですかね。
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