2020年6月28日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.福岡ソフトバンクホークス戦でサヨナラ勝ちでカード4勝2敗と勝ち越した埼玉西武ライオンズの鉄壁のリリーフ陣と3戦連発の山川穂高について元日ハムの岩本勉と横浜で監督をしていた大矢明彦がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
鉄壁のリリーフ陣
アナ 西武がサヨナラ勝ちです。大矢さん、この試合の熱視線はどちらになりますか?
大矢 やはりライオンズの7回8回9回のパーフェクトリリーフですね。
8回 ギャレット 奪三振3 パーフェクト
9回 増 田 奪三振1 パーフェクト
岩本 うーん。
大矢 7回に平井、8回にギャレット、9回に増田。これはスゴかったですね。三振もどんどん取ってきましたけども、コントロールミスをしないっていうのが、やっぱりリリーフでそれが出来るのはスゴく大きいですよね。
岩本 なるほど。
大矢 それで8回のギャレットは球も速いしカットボール気味のスライダーってのが縦に曲がってく。それからストレートを物凄く自信を持って投げてるんですよね。それで最後の増田もコントロール良くてね。この7、8、9はこれから先にスゴくいい形で計算して使っていけるんじゃないでしょうかね。
アナ はい。本当に中継ぎ陣が輝いていましたよね。
岩本 そうですね。逆算もしやすい、それぐらいの調子を見せてくれてますよね。
3戦連発の山川について
アナ そして大矢さん、打線はいかがだったでしょうか?
大矢 打線では4番の山川選手がとっても状態が良い。
2打席目 フォアボール
3打席目 レフトホームラン(打点1)
4打席目 空振り三振
大矢 ちょっとバッティングフォームを変えてるって聞いていたですけどね。今日のホームランなんかはシュート気味のボールでしたけど、これは狙い撃ちだったんですよ。
アナ はい。
大矢 それでフォームも去年みたいに大きく煽りながらというよりも、静かにいってタイミングを合わせて打つ 形にしてる。これで打率も上がってくる。その部分も今年は求めているんですよね。だからこれは非常に良い打ち方のホームランだったんだったんですけども、その次の打席でモイネロに対してフルカウントから低めのボール球で空振り三振したんですよ。これを今年はやらないって自分で決めてたんでよね。
岩本 ほー。
大矢 ボールを振らないようにしてほしかったなっていうのがひとつありました。
岩本 そういう反省する部分もあったんですね。山川選手は今年もホームランキングを狙えそうな感じですよね。
大矢 打率3割以上は打つと思いますね。
岩本 なるほど。
以上です。