2020年7月14日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.読売ジャイアンツ戦で敗戦した広島カープ。調子の上がらないチーム状態について元横浜の平松政次、横浜で監督をしていた大矢明彦、楽天で監督をしていたデーブ大久保がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。
アナ 広島は終盤に少し意地を見せたんですが、巨人に敗れて3連勝とはなりませんでした。
大久保 大矢さん、カープってバッテリーを中心に守っていくチームじゃないですか。
大矢 はい。
大久保 それが今年は打たなきゃ勝てないみたいな状態ですよね。
大矢 そうなんですよね。今年のカープを見ていて一番物足りないのがミスがけっこう続けて起きるんですよね。負けるゲームだから特にそういう風に感じるのかもしれないんですけど。
大久保 はい。
大矢 なんか広島らしさがなく、負けるゲームではアッサリとやられるケースが多いんですよね。今日もショート田中広輔のエラーで大きな追加点になっていくというね。そしてピッチャー九里がフォアボールを簡単に出して、そこから崩れていくという展開ですからね。
大久保 そうですね。平松さん、広島が浮上するためのキッカケみたいなもの何かありますか?
平松 やっぱり大矢さんが言われたようにエラーだとか、無駄なフォアボールだとか、そういうミスがなくなってこないとね。
大久保 うんうん。
平松 やっぱり機動力を使うチームだしね。1点を取っていくチームなんで、エラーが出ると打つしかなくなってきますよね。そうなると大味なゲームになりますしね。
大久保 そうですね。
平松 やっぱりそれは本来の広島じゃないと思うんで、その辺のミスを出来るだけ少なくしていかないと強い広島には戻らないでしょうね。
大久保 広島って大差で負けててもヘッドスライディングするようなチームで最後まで諦めないチームカラーですからね。そういう気持ちがあれば浮上もあると思うんですけどね。
以上です。