2020年7月31日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.東京ヤクルトスワローズ戦で開幕投手ながら今季初勝利まで7試合かかった中日ドラゴンズの大野雄大のピッチングについて元横浜の野村弘樹、元阪神ダイエーの池田親興、元中日の井端弘和がフリーアナウンサーの柴田阿弥と共に語っています。
大野のヒーローインタビューの一部
大野 ここまで勝ててなかったんで、勝てて嬉しいです。いつも簡単にホームラン打たれてしまって申し訳ないんですけど(笑) 本当に0対3という状況から野手の皆さんがたくさん点を取ってくれて、何とかゲームを持ち直すことができたと言うか、それで僕も頑張れました。
大野の投球を語る
今季1勝3敗 防御率3.83(7/31の試合終了時点)
7戦目で初勝利!
アナ 大野投手、笑顔のヒーローインタビューでしたね。
野村 長かったですね。今年7試合目で初勝利ですか。池田さん、開幕投手で7試合目まで勝てないって長いですよね。
池田 特に開幕投手という事は、その投手を中心にローテーションが回っていきますんで、そこで勝てないとなるとチームに勢いが付かないから、どうしても責任を感じると思うんですよ。でも完投できたというのはチームにとっても大きいですよね。
野村 あと、ずっと金曜日に投げているんでエース同士で投げ合う事が多くなるじゃないですか。
池田 そうですよね。
野村 だからなかなか勝てないというのもあったと思うんですよね。2017年も開幕投手だったんですけど、10試合目で初勝利でしたよね。
アナ そうですね。
野村 僕、この2017年目の初勝利がロッテとの試合で現場で見てたんですよね。この時は少し涙ぐんでいたんですよね。
アナ はい。
野村 だから悔しさと嬉しさの色んなものが混じったんでしょうけど、今日は笑顔だったんで良かったと思います。
池田 今年の場合はキャリアも重ねてますし、ホッとしたというのが大きいでしょうね(笑)
野村 そうでしょうね。井端さん、この大野の完投はいかがでした?
井端 開幕当初はあまり良くなかったんですけど、ここ何試合かは良くなってきてましたよね。最近はストレートが良くなってきていたんで、いつかは勝つだろうと思っていたんですけどね。あと今日は9回まで投げてくれたのが何よりも良かったと思いますね。
野村 そうですね。
井端 ドラゴンズはまだ完投した投手が1人もいないので、これでなんとか中継ぎ陣も休めたと思いますんで。
アナ 野村さん、今日の大野投手について改めてどう思われましたか?
野村 井端さんが言われたように、非常に内容も良かったですね。ただホームランが多いのは気になるんですけどね。
アナ はい。
野村 調子がいい中で勝てなかったんですけど、今日は完投で勝ったというのは非常に意味のある1勝になったと思いますね。
以上です。