2020年8月9日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs広島カープ戦でホームランを含む猛打賞と打ちまくった阪神タイガースの大山悠輔のバッティングについて元日ハムの岩本勉、楽天で監督をしていた田尾安志、広島で監督をしていた達川光男がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
2打席目 レフト3塁打(打点1)
3打席目 空振り三振
4打席目 レフトホームラン(打点1)
アナ 阪神が先発の秋山投手の好投もあり広島に勝利しました。打線では大山選手が2試合連続ホームランを含む3安打の猛打賞でした。
岩本 そうですね。期待の大きい大山が今シーズン38試合消化した時点で2桁ホームランに到達と。田尾さん、今年の大山はどこが輝いていますか?
田尾 もうキャンプの時からフルスイングを物凄く意識してますよね。
岩本 はい。
田尾 それでややアッパー気味のスイングで、これをキャンプの時からずっとやってまして、全然合ってなくてもとにかく振るという感じがあるんですよね。
岩本 はい。
田尾 僕は6番を打たせるならこのバッティングは最高だと思うんですけど、4番ではまだ厳しいんですよ。
岩本 ほぉー。
田尾 凡退の内容が寂しい時がある。でも今年はホームランを最低でも20本は打つと思いますよ。そして上手くいけば30本いけるんじゃないかなと。それぐらいのホームラン数は今年いけると思いますよ。
岩本 なるほど。達川さん、去年までの大山はキレイなヒットを打とうとし過ぎな印象が僕にはあったんですけども、今日のスイングなんかはエラく豪快なスイングに見えます。
達川 そうですね。調子の波が非常に大きくて、昨日(8/8)の大瀬良からホームランを打つまでは14打席ぐらいヒットを打ててなかったんですよ。
岩本 はい。
達川 それで1打席目に大瀬良からホームランを打って、やっぱりそこから復調してきましたよね。そこで波が小さくなってくればね、もっと打率が上がってくるんじゃないかと。ただ、田尾さんが言うようにパワーは付いてきてますね。
アナ このペースでまだまだ打ってくれそうですね。
岩本 はい。
以上です。