2020年9月28日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.広島カープ戦で散発7安打で完封負けをした横浜DeNAベイスターズ。その中で雑に見えた部分を元横浜の高木豊がフリーアナウンサーの山田透と共に語っています。
アナ DeNAは散発7安打で広島に完封負けを喫しました。豊さんは今日のDeNAに関してどう思われますか?
高木 今日に限らずなんですけど、もう少し細かい野球を要求したいですよね。
アナ はい。
高木 1回裏に先頭の大盛が出塁した後なんですよ。ここで相手は何をしてくるか分からないですよね。
アナ うんうん。
高木 そこで1回けん制するなり、ボールから入るなりしてもいいと思うんですけど、ここですぐに盗塁を決められて、いきなりピンチでしょ。
アナ はい。
高木 もうちょっと繊細な野球ができないかなっていうね。
アナ なるほど。
高木 それと走塁なんですよ。
高木 打つのは打つんです。チャンスは作るんですよ。だけど走塁がなってないというね。
アナ うんうん。
高木 3回表、ノーアウトランナー1塁で戸柱が強行で打っていきますよね。これ打者からすると打った瞬間に2ベースなんですね。
アナ はい。
高木 だけど、1塁ランナーの京山は2塁に止まって「おい、何してんの?」と。
アナ 3塁まで行けますよね。
高木 もう「野球やってきた?」みたいな。
アナ 厳しいですね。
高木 これ左中間の当たりで1塁ランナーからしたら走りながらでも自分の目で打球が見えますからね。ピッチャーは積極的な走塁をしなくいい、なんていう定義はなくて、やっぱり何事にも一生懸命やってほしいですよ。
アナ なるほどね。
高木 それで京山は3塁コーチを見て判断しようとしてるんですけど、そこは人を介した判断じゃなくて、目の前の打球判断ぐらい自分で判断しなさいよって。
アナ そうですよねぇ。
高木 だからこういう事をやってるようでは、やはりジャイアンツには追い付けないですよ。独走状態のジャイアンツですが、上にいるから意識して話してますけど、こんな野球をやってたら、ずーっとジャイアンツには追い付けないです。
アナ なるほど。
以上です。