2020年10月1日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.中日ドラゴンズ戦で2点リードの8回表にリリーフ登板し、160キロを連発した阪神タイガースの藤浪晋太郎について元横浜の高木豊、元ヤクルト広島の笘篠賢治、元阪神ダイエーの池田親興がタレントの稲村亜美と共に語っています。
稲村 阪神が岩田投手の好投もあり中日に勝利しました。笘篠さん、この試合の熱視線はどこになりますか?
笘篠 何と言っても藤浪のボールのエグさ(笑)
160キロを連発!
高木 ハハ(笑)
稲村 凄かったですよねぇ。
笘篠 凄かったですね! ここのところ中継ぎで登板してますけど、160キロですからね。しかも160キロを投げ込んでる藤浪の姿に球場に来ているファンの皆さんが魅了されてました。
高木 うんうん。
笘篠 前までは「大丈夫かいな・・・大丈夫かいな・・・」という思いが大きかったと思うですけど、みんなが完全に藤浪のボールの魅了されてワクワクしてましたね。
高木 160キロも変化球みたいなもんで、ある種の特殊ボールだもんね(笑)
笘篠 そうですよね(笑)
高木 池田さん、藤浪の表情が非常に明るくなったんですが。
池田 明るくなりましたね。どうですかね、藤浪は先発の時にだいぶ力をセーブしてたんだなと思いせんか?
高木 ですよね。
池田 あれだけ力を入れて投げて多少ボールが抜けたりするのはバッターにとっては一番イヤな球ですからね。藤浪はここでの登板で強いボールを投げるコツとか、投げ方とか、心の持ちようというか、そういったものを覚えていってると思うんですよ。
高木 うんうん。
池田 だから表情いいし、あの勢いで投げられたらバッターも何を待ったらいいか分からないと思うんですよ。高い低い、緩い速いは関係ないです。もうストライクゾーンに強く投げ込めばいいという感じですよ。
高木 そんな感じですよね。
池田 ロッテに移籍した澤村と似通った部分があると思いますよ。
高木 そうですよね。笘篠さん、表情が変わってきたというが一番の収穫かもしれないですね。
笘篠 不安げな表情で投げていたところから、あれだけニコやかな笑顔が出るというのはファンも安心しますよね。
以上です。