2020年10月9日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.福岡ソフトバンクホークス戦で1番でスタメン出場し、3安打猛打賞の活躍を見せた千葉ロッテマリーンズの藤原恭大について元南海阪神の江本孟紀、元中日の谷沢健一、元横浜の野村弘樹がフリーアナウンサーの柴田阿弥と共に語っています。
2打席目 見逃し三振
3打席目 レフト前ヒット
4打席目 ライト前ヒット(打点1)
5打席目 空振り三振
3安打猛打賞!
アナ 首位攻防戦はロッテが見事な投手リレーもあり、ソフトバンクに勝利しました。江本さん、この試合の熱視線をお願いします。
江本 今日スタメン出場した藤原。
アナ はい。
江本 若い選手ですけど、今日は3本ヒットを打ってね、特に3打席目の三遊間に打ったレフト前ヒットが見事やった。そして4打席目は今日の試合を決めたと言ってもいいライト前ヒット。レフトにライトにこれだけ打ち分けられる若いバッターはいないと思う。
野村 うんうん。
江本 4打席目のヒットは3点目でゲームを決めたんですよね。
野村 3点目が大きかったですよね。谷沢さん、この藤原は1軍に上がってきて3安打猛打賞ですけども。
谷沢 うん。彼はレフト方向にしかあまり打てなかったんだけどね、やっぱりインサイドのボールを捌けるようになってきたね。
野村 そうですね。
谷沢 体が突っ込まなくなってきたよ。まあ、しかしロッテはコロナで随分と選手が入れ替わってしまって、こういう若い選手が活躍すると、そんなに弱さを感じないね。
野村 はい。谷沢さん、昇格組でこの藤原もそうなんですけど、楽天から移籍してきた西巻が移籍後初ヒットです。そして高部もプロ初ヒット。
高部 左安
野村 こういう2人が活躍すると、ロッテはまだまだいけそうですよね。
谷沢 うんうん。先発ピッチャーの二木が良かったとはいえ、打線が援護してやらんことにはね。
江本 結局、投打のバランスがいいから今2位という位置にいる。よく見るとチーム打率はそんなに良くないし、得点能力も図抜けてるわけでもないしね。
野村 はい。
江本 だからピッチャーがよく投げて、少ない点を守れるという、手堅い野球になってるよね。ロッテを見てるとね。
野村 点の取り方もそうですよね。
江本 うんうん。
以上です。