2020年10月27日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.千葉ロッテマリーンズ戦で3年ぶり19度目の優勝を決めた福岡ソフトバンクホークスについて元ロッテの里崎智也、楽天で監督をしていたデーブ大久保、広島で監督をしていた達川光男がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。
工藤監督の優勝監督のインタビュー
工藤 勝った瞬間は何とも言えないフワフワした気持ちで、そして皆と顔を合わせた時に勝ったんだなという自覚と、ホッとしてます。今年は新型コロナウイルスで医療従事者の方々の献身的な行いがなければ、プロ野球が開幕することもできなかったかもしれないと。そんな中で我々は医療従事者の皆様に多くの勇気をいただいたと思いますし、我々も野球を通して何とか少しでも元気になってもらおうと、一生懸命に頑張った結果がこの優勝に繋がったんではないかと思います。とにかく一喜一憂しないで、今日ダメだったとしても、また明日は新しい1日が来るんだと、だから一喜一憂しないで、日々新たに今日も始まるという思いで1年間やってきました。その中でしっかりホークスらしい野球ができたんじゃないかなと思います。1つも落とさない気持ちでクライマックスに勝ち、そして日本シリーズで勝てるように皆で力を合わせて、また明るく元気にやっていきたいと思います。
優勝のホークスを語る
アナ コロナ禍の中で、またいつもとは違う歓喜の瞬間となったわけですが、達川さんは現地でご覧になっていかがでしたでしょうか?
達川 いやぁ、もう本当にね、2年間優勝に遠ざかっていたんで、大谷の日本ハムに2016年は負けて、そこから翌年に優勝して、またそこから西武に2年間負けて、今年こうやって這い上がって来ましたよね。
アナ はい。
達川 そういう面ではやっぱり相当な戦力があると言いながらも、シーズン当初はキューバ勢も来てなかったり、戦力が揃わずに怪我人もたくさんいた中で、まあよく優勝したと思いますよ。
アナ うーん。今年の強さはどこにあると思われますか?
達川 やっぱりね、投手陣が非常に安定してましたよね。それと怪我人がたくさん出た中で甲斐だけが元気だったんですね。
アナ なるほど。
達川 この甲斐にもし怪我があったら、デーブさん、どうなってたでしょうかね?
大久保 甲斐が怪我してたらと想像もつかないですよね。いなかったらロッテに捲られていた可能性もありますよね。
達川 里崎さんはキャッチャーとしてどう思います?
里崎 僕はシーズン当初からホークスには怪我人がたくさん出ると。そこで甲斐が出なかったら大きい痛手となる中で一番頑張ってました。それで色んな苦労もあったと思いますけど、今日はホームランも打って、いい形で優勝決定試合で結果を出して苦労も報われたんじゃないかなと思います。
アナ 扇の要がしっかり支えてくれたということですかね。
里崎 そうですね。
以上です。