2020年11月8日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.埼玉西武ライオンズ戦で4打数2安打で勝利に貢献した千葉ロッテマリーンズの藤原恭大について元中日の谷沢健一、元日ハム阪神の片岡篤史、元日ハムの岩本勉がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
2打席目 三振
3打席目 ライト2塁打
4打席目 左中間2塁打(打点1)
5打席目 フォアボール
シーズン打率.261(11/8の試合終了時点)
チームを引っ張る大活躍!
アナ ロッテは西武を下しCS進出を決めました。谷沢さん、攻撃面では昨日(11/7)、逆転ホームランを打った藤原選手が今日もタイムリーを打ちましたよね。
谷沢 えぇ。昨日のホームランといい、今日の左中間の長打といい、構えグリップの位置がしっかりしてきたよね。
アナ はい。
谷沢 グリップがフラフラせずに構えの位置があんまり変わらないで、そして足を上げてシンプルになりましたよね。それでインサイドにも強くなったし、プロのスピードに慣れてきましたね。
岩本 なるほど。
アナ 大一番で2年目で、プレッシャーに負けない姿を見せてくれましたね。
岩本 素晴らしいですねぇ。片岡さん、いかがですか。
片岡 レギュラーを取る選手というのはレギュラー陣の怪我だったりでチャンスが巡って来て、そのチャンスをものにした選手がこの世界でレギュラーを取れるんですけど、本当に今年のロッテの場合はコロナの影響で他の選手を使わないといけないという状況になって藤原選手にチャンスが巡ってきたんですよね。
岩本 はい。
片岡 この苦しい優勝争い、CS争いをしてる中でこういう結果を出したということ、またそういう中で成長してきた藤原選手の姿は素晴らしいですし、格段に成長しましたよね。
岩本 そうですねぇ。色んな角度から見て、MVPという言葉も出てくるんですけど、終盤の隠れMVPとなると彼の名前も挙がってくるんじゃないですかね。
片岡 やっぱり若い選手が思い切ったプレーを見せてくれると、スゴくベンチに勇気を与えてくれると思うんですよ。
岩本 えぇ。
片岡 打撃のことばかり注目されますけど、彼の外野での守備範囲というのも見逃せないと思いますね。
岩本 あぁ。
片岡 あとスイングも速くなりましたよね。速くなるということはボールを引き付けられるということですから、今日の左ピッチャーからの左中間2塁打とか素晴らしい打ち方ですよね。
岩本 うーん。谷沢さん、この藤原の成長はいかがですか?
谷沢 僕はこれだけ早く成長するとは思わなかったんだけど、やっぱりファームで試合に多く出て、そして形を作る。打撃もそうだし、守りもそうだし、走塁もそうだしね。基本的なものを丹念に丹念にやってきたよね。
岩本 はい。
谷沢 その結果がここで花開いたんじゃないかな。チームの危機の中で出てきた若手ですからね。
アナ クライマックスシリーズでも大爆笑してほしいですね。
以上です。