2021年4月11日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.千葉ロッテマリーンズ戦で先発し今季3戦3勝の埼玉西武ライオンズの平井克典の投球について元中日の谷沢健一、元ヤクルト広島の笘篠賢治、元日ハムの岩本勉がフジテレビアナウンサーの海老原優香と共に語っています。
平井のヒーローインタビューの一部
平井 テンポ良く投げていくのが僕のスタイルだと思っているので、それができて良かったです。(先発としての手応えは?)まだまだです。これから1戦1戦、大事に戦っていけたらなと思います。
平井を語る
今季3勝0敗 防御率1.45(4/11の試合終了時点)
安定感抜群のピッチング
アナ 西武がロッテに勝利。今季から本格的に先発に転向した平井投手なんですが、本当に安定感抜群ですよね。
岩本 そうですね。
アナ 苫篠さん、この試合のポイントはどこでしょうか?
苫篠 両先発が良かったんですけど、ルーキー鈴木よりも更に上回った平井のピッチングですよね。
岩本 はい。
苫篠 ベース板の両コーナーを出し入れする見事な精度。
岩本 そうですね。サイド気味のピッチャーはベース板を横に広く使うと言いますけど、平井投手のようにこんなに広く角に角に使えるというのは調子の良さもありますよね。
苫篠 僕は今日の平井くんのピッチングを見た時に、現役時代に戦った斎藤雅樹さんがこういうイメージだったんですよ。
岩本 そうですね。ベース板のサイズをちょっと測りたくなるような。
苫篠 測りたくなる(笑) 本当に繊細なコントロールで出し入れされて、本当に斎藤さんを思い出しました。
岩本 はい。谷沢さん、左バッターに対する外から入ってくるスライダー、外スラですよね。これは打者目線でどういう感想をお持ちですか?
谷沢 外角のスライダーはついつい見逃しがちなんだよね。
岩本 はい。
谷沢 若いカウントだと、あそこでカウントを稼がれるとすぐに追い込まれてしまう。
岩本 えぇ。
谷沢 そこで引っ張りにかかるとボテボテで引っ掛けてしまうようなね。だから、厄介なコースに投げてくるよね。あそこのコントロールがいいのは左打者を抑えるひとつの術だよね。
岩本 入り球、勝負球、どちらでも使えてましたね。
谷沢 使えてるね。
以上です。