2021年5月3日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦で柳田悠岐を2番に起用した福岡ソフトバンクホークスベンチについて元横浜の平松政次と元日ハム阪神の片岡篤史がフジアナウンサーの黒瀬翔生と共に語っています。
アナ 楽天との首位攻防戦の第1ラウンドに敗れたソフトバンクは2回以降になかなか打線が繋がりませんでした。片岡さん、いかかでしょうか?
片岡 今日の試合では2番に柳田が入っているんですよね。
片岡 『2番最強論』を近年は言われていますけど、それは条件としてクリーンナップに強力なバッターがいる事と、1番に調子のいいバッターがいる事だと思うんですよね。
アナ はい。
片岡 1番に入っている周東選手がようやく上向いてきましたけど、その1番のバッターがもう少し出塁しないと2番の柳田選手が生きてこいんですね。ですから柳田選手を3番に入れて、2番に違う選手を入れる方がいいのかなと。若しくは今のチーム状態だったら2番よりも1番に柳田選手を入れる方が相手チームは怖いと思うんですよね。
アナ ほぉー。
片岡 今シーズン好調だった頃のソフトバンクはやっぱり接戦に強いという所があったんですけど、最近は接戦にちょっと弱くなっている、競り負けてるというところがあると思うんですね。あと1点2点の追加点を奪えないというのを感じますので、柳田選手が2番に入ってるのはもったいないと感じますね。
アナ 2番に入るしても、その前後を打つバッターをしっかりと考えないといけないと。
片岡 そう思いますね。周東選手を2番に入れてもダブルプレーはないですから。ただ、他の選手の状態が上がってきていませんから、ベンチは打順を組むのに苦労しているんじゃないですかね。
アナ なるほど。平松さんはこの打順についてはいかがですか?
平松 今日の打順を見ますとね。
平松 昨年や一昨年の打線の迫力を感じないんですよね。
アナ はい。
平松 やっぱり3番に柳田がいて、4番グラシアル、5番デスパイネがいるとピッチャーもビビりますよね。そういう意味ではちょっと打線の調子が上がっていないと言えますし、もちろん松田なんかも8番打っているんじゃなくて、もっともっと打順が上がるようにしないとね。
アナ 現状ではデスパイネ選手も抹消されて、それも一つの要因になってると思いますね。
平松 そういう事でしょうね。
以上です。