2021年6月24日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.東京ヤクルトスワローズ戦で4連敗となってしまった広島カープ。その中でチーム内にキャッチャーが多すぎる問題について元横浜の高木豊、中日で監督をしていた谷繁元信、元横浜の平松政次がフリーアナウンサーの黒澤詩音と共に語っています。
アナ 広島はヤクルトに敗れて4連敗で、対ヤクルトに7連敗となりました。
高木 はい。僕は個人的に思うんですけど、扇の要をあんまりコロコロ変えるのがあまり好きじゃなくて。谷繁さん、広島は特にキャッチャーをコロコロ変えてるなあと思うんですよ。
谷繁 そうですね。
高木 それで今年の先発マスクの試合を見てください。
坂倉将吾 23試合
石原貴規 12試合
磯村嘉孝 3試合
中村奨成 3試合
高木 何か落ち着かないんじゃないかと思うんですよ。
谷繁 色々変わってるというのもありますし、違うポジションを守らせるというのもあるんですよ。
高木 そうなんですよ。
谷繁 僕はみんながそこに不安を抱くんじゃないかなと思うんですよ。
高木 だから今日の試合でも3人のキャッチャー登録の選手がスタメンに名を連ねてるんですよ。
谷繁 そうですよね。ファースト(坂倉)とレフト(中村)で。
高木 そしてキャッチャー(石原)でね。
谷繁 まあ、プランというものを感じられない。
高木 そうですね。
谷繁 結局その場しのぎで今しか考えてないだけ。そういうのをスゴく感じますね。
高木 なるほどね。平松さん、広島のキャッチャーを見て、誰を育てるべきだと思いますか?
平松 そりゃもう中村は若いんだろうけども、バッティングなんかは総合的に坂倉がいいですよ。
高木 はい。
平松 坂倉のバッティングの能力はナンバーワンですからね。ファーストで使ったりしてバッティングを買ってますからね。だから坂倉を育てていかなきゃいけないと思うね。まあ、會澤もある程度の年齢が来てるしてね。坂倉を中心にした方がチームはまとまるんじゃないですかね。
高木 なるほど。谷繁さんは誰がいい?
谷繁 トータル的に考えるとやっぱり坂倉かなと思いますね。
以上です。