2022年7月21日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.福岡ソフトバンクホークス戦で前日の17得点の大勝から一転、今季14度目の完封負けとなった東北楽天ゴールデンイーグルスについて元横浜の斎藤明雄、楽天で監督をしていたデーブ大久保、元横浜の高木豊がタレントの稲村亜美と共に語っています。
稲村 楽天はソフトバンクの千賀投手に抑え込まれて今季14度目の完封負けとなりました。デーブさん、気になったポイントをお願いします。
大久保 楽天打線ですよね。打撃陣は今日出ている指示をどう実行したのか。千賀という投手は追い込まれたら打てないから、追い込まれるまでに真っ直ぐをどうやって攻略するかという指示があったと思います。
稲村 はい。
大久保 千賀対策ってそういう指示ぐらいしかないんですよ。そしてそれをやれてたかって言うと、やれてなかった。振りにいった真っ直ぐに対してファウルを打ってはいけないんです。しっかりと前に飛ばさないと。
稲村 うーん。
大久保 対策としてはバットを短く持つとか、ベースにくっ付いて打つとか、個人個人でどういう作戦を立てるかっていうのと、チーム単位でどうするかっていうのが全く見えない状況でした。
高木 うんうん。
大久保 チームでは真っ直ぐを攻略しましょうとやってるんでしょうけど、真っ直ぐを攻略している様子がないんです。それで追い込まれたらフォークでやられる。それ分かってんじゃんっていうのが残念だなあっていう。
高木 だからタイミングが全部中途半端になってる。
大久保 なってますよね。前に出されたり、差されてたり。
高木 そう。だから中間というか、打席で迷いがあるというかね。
大久保 そうですね。腹を括って打席に立ってるバッターが少なかったですよね。
高木 そうですね。明雄さん、狙いを定めてくるバッターというのはイヤだったですか?
斎藤 苦手。私はスローカーブを投げてたんですけど、それを狙われてると感じたら球数が増えてきて苦しかったですね。
高木 なるほど。
稲村 昨日(7/20)の楽天打線は17得点取ったから、このまま勢いが続くのかなと思ったんですけど。
高木 デーブさん、そういう意味では今日の千賀を攻略するかどうかが大事だったんじゃないですか。
大久保 そうですね。
高木 今日打っておけば、チームの勢いもグーン!っと来た。
大久保 チームのメンバーを見たら、めちゃくちゃいい面子ですから。悪くないメンバーですからね。だから士気にも影響しちゃう。
高木 もったいないですよねぇ
以上です。