2022年10月2日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.東北楽天ゴールデンイーグルスとのシーズン最終戦で逆転優勝・2連覇を果たしたオリックスバファローズについて元日ハムの岩本勉、元巨人の斎藤雅樹、横浜で監督をしていた大矢明彦がフジテレビアナウンサーの海老原優香と共に語っています。

 

アナ オリックスのチームの皆さん、そしてファンの皆さん、優勝おめでとうございます。雅樹さん、今シーズンのオリックスの強みとはどんなところだったんでしょうか。

 

斎藤 やっぱり投手陣ですね。先発に山本由伸という大黒柱がいて、宮城や田嶋もいると。そしてその先発陣もいいんですけど、リリーフ陣も良かったですよね。今日もしっかりと仕事を果たしてました。

 

この日のリリーフ
比 嘉 0回6球   無失点
宇田川 2回35球 無失点
山崎颯 2回33球 無失点
ワゲスパック 1回15球  無失点
阿 部 1回13球   無失点

 

斎藤 3番手の宇田川から山崎、ワゲスパック、阿部とね。みんな真っ直ぐが速いし、変化球で落ちる球もありますんで素晴らしいです。これを打つのはなかなか大変だなあと思いましたね。

 

岩本 今日のリリーフしたピッチャーの中に名前はないですけど平野という存在もいますからね。

 

斎藤 そうですね。

 

岩本 経験豊富なピッチャーもいるわけですから強いですよね。

 

アナ では一方の打線についてはいかがでしたか?

 

斎藤 今日もチャンスはそんなになかったんですよ。だけどワンチャンスにみんなが集中して繋ぐ打撃ができるというのが今年のオリックスだったなと思いますよね。だから試合後の中嶋監督のインタビューでも野手陣に発破をかけるような言葉もありましたよね(笑)

 

アナ ありましたね(笑)

 

斎藤 でもやっぱりここって場面では粘り強く、しぶとい打撃をしますよね。

 

岩本 なかなか杉本の調子が上がらない中で、それを頓宮がカバーするかのように活躍を見せて、今日も大事な場面で伏見が活躍し、そしてまた杉本が最終戦で帰って来たんですよね。最終戦でああいうヒットを打ったというところで打線に厚みが出ましたよね。

 

斎藤 うんうん。

 

今シーズンのオリックス
76勝65敗2分
打率.246(2位)
得点490
本塁打89
盗塁62
防御率2.84(2位)
失策75

 

岩本 大矢さん、今年のオリックスの戦いぶりをどうご覧になりましたか?

 

大矢 よく粘ったなというところじゃないかな。

 

岩本 はい。

 

大矢 吉田がいるにしても、そんなにフルに凄い打者がいる打線じゃなかったんだけど、何かうまく替わりが出てきたりとかで打線はカバーし合ったチームだったと思いますよね。

 

岩本 去年の優勝が若い選手たちにとって良い経験になって、終盤に力を発揮できる面々だったという事でしょうね。

 

 

以上です。

粘りを出せるチームになってますね。
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