2023年8月25日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2023』でこの日のvs読売ジャイアンツ戦で8得点で勝利し、完全に攻略した阪神タイガースのイヤらしい打線について元ヤクルトの五十嵐亮太、元横浜の高木豊、元ソフトバンクの松中信彦がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。

 

アナ 阪神が巨人に大勝です。

 

高木 6回表の阪神の攻撃。五十嵐さん、ノーヒットで得点してるんですよね。

 

五十嵐 先頭の近本選手がフォアボールで出て、そのあとに盗塁を決めて、結果キャッチャーの送球エラーから3塁まで進んで、森下選手の犠牲フライで得点と。ここ先頭の近本選手を出しちゃいけないところなんですよね。近本選手はヒットも打てるし、フォアボールもしっかり選べる、更にはスチールも出来る。彼一人で点を取ったと言っても過言ではないですね。

 

高木 そうですよね。ただ、きっかけになったのは今年の阪神を象徴するフォアボールの多さですよね。

 

五十嵐 多さですね。

 

高木 もう何度も言ってますけど、これダントツなんですよね。

 

 

五十嵐 やっぱりチームとして徹底していることをここまでやり切っているので。今日も戸郷投手はいい形で追い込むシーンがあったんですけど、そこからなかなか仕留め切れない。この辺が阪神の強さなんだなというのを感じました。

 

高木 ホームランが少なくても、しつこさがあって得点に結び付けていくという。そしてそこに足を絡めていく。素晴らしい攻撃でした。

 

 

アナ そして足だけじゃなく打つ方も。

 

高木 そうなんですよ。松中さん、打つ方も森下、サトテル、ノイジーとこの辺が素晴らしく当たってきたというね。

 

阪神打線

3番森下 2安打3打点
5番佐藤 2安打2打点
6番ノイ 1安打1打点

 

松中 そうですね。森下、佐藤の2人が当たってくると繋がりが出てきますよね。やっぱり4番の前後に当たりが出てくると得点も増えてくると思いますよね。

 

高木 特に大山の後ろをノイジーからサトテルに変えてきたんですよ。

 

松中 はい。

 

高木 だから、ここら辺の岡田監督の采配というのも見事だった。

 

松中 そうですね。相性もあるでしょうし、状況を見ながら。大幅にじゃなくて少し変えるところは岡田監督の采配じゃないかと思いますね。

 

高木 そうですね。五十嵐さんはこの打順の入れ替えをどう見てますか?

 

五十嵐 今年の阪神を見てると、悉く上手くいってますよね。だから多分これって勘とかじゃなくスイング軌道とか色んなものを見て、こうしてると思うんですよね。それに選手が応えられれてる。今日の佐藤選手も追い込まれてからでも見逃すとか、甘い球を打ち返すとかが出来てたので、チーム全体として強いなっていうのを見てて感じました。

 

 

以上です。

隙なし。

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