日本シリーズ第6戦 ヤクルトvsオリックスを真中 高木 岩本が展望

2022年10月27日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』で日本シリーズ 第6戦 東京ヤクルトスワローズvs.オリックスバファローズの展望について元日ハムの岩本勉、元横浜の高木豊、ヤクルトで監督をしていた真中満がタレントの稲村亜美と共に語っています。

先発予想

稲村　日本シリーズ 第6戦の展望です。今後の先発予想がこちらです。

稲村　真中さん、どうなっていくでしょうかね？

真中　山本由伸が投げれそうにないですよね。

高木　うん。

真中　ヤクルトはこの順番で投げていくと思うんですけど、オリックスがどういう順番で投げるかですよね。山崎福也は中5なんですけど、球数が少ない中で降板したので大丈夫なのかな。宮城も中4で、まあこの順番かなと思いますけどね。

高木　そうでしょうね。山崎福也が好投しましたよね。

真中　しましたね。

高木　あとDHがなくて山崎福也はまたバッティングがいいので、やっぱり第6戦に使ってくるのかなと思いますよね。

真中　そうですよね。

高木　ガンちゃんはどう思いますか？

岩本　中5日で全く問題ないと思います。そして今言われたようにバッティングも大好きな選手ですから、早くマウンドに立ちたいと思って調整してると思うんですよね。

高木　なるほど。

岩本　なので、この予想先発でいくんじゃないかと思ってます。

高木　ですね。

ヤクルトの打のキーマン

稲村　そして打撃陣の話もしていきます。真中さん、第6戦以降のキーマンはどの選手だと考えますか？

真中　やっぱり村上が気になるんですよね。

真中　決して悪くはないんですけど、オリックスのピッチャーが上手く攻めてますよ。球の強いピッチャーと落ちるボールを操るピッチャーが多いので、この辺で村上が低めのボールをしっかりと見逃して、打っていけるようだと状態がちょっと上がってくるのかなと思います。ヤクルトのキーマンは村上ですね。

稲村　はい。豊さんはいかがですか？

高木　やっぱり村上ですね、状態が若干落ちてるんですよね。それとあれだけのボールを投げられたら、そんなに打てないですよね。

真中　うん。そうですよね。

高木　それがドンドン来るんで苦しいですよね。

稲村　岩本さんはいかがですか？

岩本　その村上にお膳立てをする山田がキーマンだと僕は思ってます。

真中　うんうん。

岩本　山田の調子が村上にも直接影響を与えると思ってるんですよね。

稲村　一発で決める力がありますからね。

オリックスの打のキーマン

稲村　一方のオリックスの打のキーマンは誰でしょうか、真中さん。

真中　吉田正尚でしょうね。

真中　ヤクルトバッテリーは彼をどうマークして、次のバッターとの兼ね合いを考えながらというところなので、吉田が2本のホームランを打ったのはオリックスにとっては非常に大きいと思うんですよね。だから吉田の後を打つバッターがね、杉本なのか頓宮なのか。

高木　そうですね。

真中　吉田は完全に復調してきたと思います。

稲村　では豊さんが考える打のキーマンはいかがでしょうか？

高木　1戦目2戦目を見て、ヤクルトは吉田を完全にマークしてたんですよね。それが少し緩んだんですよ。

真中　うんうん。

高木　緩んだところで吉田が打ったんで、吉田じゃなくて吉田の後を打つバッターがキーになると思います。誰が打つかは分かりませんよ。

稲村　はい。

高木　杉本なのか頓宮なのかは分かりませんけど、やっぱり後ろのバッターですね。

真中　勝負をしてもらえないケースが多いと思いますからね。2本のホームランで勝負にいけなくなったなとヤクルト側はなっちゃいますよね。

高木　勝負にいけなくなるね。

稲村　ここまで5番を打つ杉本選手はまだホームランがありませんからね。

高木　だけどギリギリのところでタイムリーを打ったりで頑張ってますよ。だから杉本もこれから上がってくる感じがありますけどね。

稲村　岩本さんはどの選手でしょうか？

岩村　色んな見方があって面白いですよね。僕は吉田の前を打つ中川圭太だと思います。

岩本　だから僕はヤクルトは山田、オリックスは中川、この2人が4番バッターにどんな舞台を用意するのかが注目だと思うんですよね。なのでオリックスとしては中川圭太がいい働きをすると吉田が輝くと思いますし、山田がいい働きをすると村上を輝かせると。

真中　なるほど。

岩本　そうなってくると打線の繋がりで調子の悪い選手を作ってはいけない戦いですね。

高木　そうですね。両チームともに打線が上り調子になってますからね。

以上です。