2022年10月29日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』で日本シリーズ 第6戦 東京ヤクルトスワローズvs.オリックスバファローズで勝利して日本一へ王手となったオリックスの戦いぶりについて元横浜の斎藤明雄と楽天で監督をしていたデーブ大久保がタレントの井森美幸と共に語っています。

 

井森 日本シリーズ 第6戦はオリックスが勝利して3連勝で日本一へ王手となりました。デーブさん、この投手陣はいかがでしょうか?

 

この日の投手リレー

山崎福 5回 被安打1 失点0
宇田川 1回 被安打0 失点0
平野佳 1回 被安打0 失点0
山崎颯 1回 被安打0 失点0
ワゲスパック 1回 被安打0 失点0
1回表 先頭塩見にヒットを打たれただけ

 

大久保 ヤクルトの打線が調子悪いんじゃなくて、これを打つのは大変です。

 

井森 うーん。

 

大久保 だからチームとして作戦を考えないと太刀打ちできないですね。連打なんかないですよ。

 

井森 そうですかぁ。

 

斎藤 2番手の宇田川からのリリーフ陣はみんな速いストレートに落ちる球に角度がある。ワゲスパックにはフォークはないんだけど、チェンジアップが本当にいい落ちしてますよね。どのピッチャーも緩急じゃなくて高低差を巧く使ってるなという感じですね。

 

 

井森 そうなるとヤクルト打線は今日見てるあたりで心配はありますか、デーブさん。

 

大久保 心配はないんですよね。みんな調子は悪くない。自分のスイングは出来てるんでね。だから出塁した人を何とか送って、1本のヒットで点を取るくらいの作戦を考える事ですよね。

 

井森 うんうん。

 

大久保 代走かまして盗塁するとかね。

 

井森 明雄さんはどんな風に攻略するのがいいと思われますか?

 

斎藤 とにかくオリックス投手陣が嫌がるのは確実に得点圏に進められる事なので、1アウトを相手チームに与えてしまうけど、バッテリーにプレッシャーを与える意味でも積極的に送りバントをしてもいいんじゃないかと思いますね。

 

井森 うーん。その辺りから突破口を切り開いていくと。

 

大久保 そうです。1アウトを与えるという要素もあるけど、やっぱり相手に与える圧が違う。だからピッチャーにストレスフリーで打たせるのか、ストレスを与えていくのか。明雄さんが言うように地味だけど相手にプレッシャーを与えていくのが、この投手陣には最後はいいと思います。

 

 

井森 そして今日の第6戦はオリックスが守り勝ったという試合でファインプレーが多かったですよね。

 

斎藤 まあ、守備で助けたなという感じですよね。3回裏に先頭のサンタナのセンターへの大飛球を中川が好捕して、6回裏に1アウトから青木の打席で安達がセンター前の打球を捕ってジャンピングスローでアウトにしてね。

 

井森 はい。

 

斎藤 これがヒットになってたらというプレーをアウトにしたのは大きいですよね。これぞ日本シリーズの野球かなと思いました(笑)

 

井森 見てる方も楽しい、これぞプロ野球だなっていう守備だと思いますよね。

 

斎藤 そうですね。3回裏、1アウトから長岡のピッチャーライナーを捕った山崎のプレーもありましたけど、投げ終わった後の形がいいからピッチャーライナーで捕れるんですよね。

 

井森 うんうん。デーブさんはこの守備陣をどう見てますか?

 

大久保 素晴らしいプレーだらけですよ。

 

井森 ファインプレーで相手に流れを渡さないぞっていうのがありましたよね。

 

 

以上です。

オリックスの中継ぎがヤバ過ぎる。

 

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