2023年7月9日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2023』でこの日のvs.オリックスバファローズ戦で先制してもらった直後に鬼門の3回に大量の7失点をしてしまった埼玉西武ライオンズの松本航について元横浜の平松政次、元日ハムの岩本勉、元オリックスの坂口智隆がフジテレビアナウンサーの遠藤玲子と共に語っています。
アナ 西武がオリックスに大敗です。途中2点差まで迫って、逆転しそうな雰囲気もあったんですが、7月はここまで未勝利で8連敗。ちょっと乗り切れないチーム状況。
岩本 先発の松本なんですけど、3回表に先制してもらった直後の3回裏ですか。魔の3回。
岩本 点を取ってもらった直後に7失点。坂口さん、これビックリですよね。
坂口 ビックリですよね。本当に鬼門なんだなと思いますよね。松本投手というのは真っ直ぐが持ち味の投手なんですけど、真っ直ぐに何かこだわり過ぎてるのかなという感じがして。それで小さい変化球の決まりが悪かったんですけど、やっぱりそれでも変化球を投げないと、バッター目線で考えると真っ直ぐがカーブになるので。
岩本 うーん。
坂口 打者は徐々に対応しやすくなると言いますかね。真っ直ぐにこだわり過ぎてるのかなと。
岩本 結果球には変化球があったかもしれないけども。
坂口 はい。その結果球までの間でずっと真っ直ぐ、真っ直ぐ、真っ直ぐになってくるとオリックスは超積極的な打線なので対応されてしまうかなという感じでしたよね。
岩本 平松さん、3回というのが特別なイニングになってしまってるんですよね。
平松 ここまで来ると本人も気にはするだろうなと思うんですよね。
岩本 まあ、打順の2巡目ですよね。
平松 そういうことですよね。別に毎回クリーンアップが来るわけじゃないんですから、色んなところで点を取られるもんだし、あんまり魔の3回を気にしない方がね。
岩本 えぇ。
平松 気にすると腕も振れなくなるんでね。
アナ あまり私たちも魔の3回と言わない方がいい。
岩本 数字にハッキリと表れてしまうと、コメンテーターとしてはね。
以上です。
魔の3回。