2018年5月11日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でこの日のツインズ戦で第5号ホームランを含む2安打の穴はイムエンゼルス大谷翔平のこの日の2安打について元ロッテの小宮山悟がフリーアナウンサーの平原沖恵と共に語っています。
【この日の大谷の打撃内容】
1打席目 三振
2打席目 右中間二塁打
3打席目 レフトフライ
4打席目 センターホームラン
【大谷の試合後のコメント】
―2本の安打について
大谷 どちらもいいタイミングで打てたかなと思うので、それが勝ちに繋がって良かったと思います。
―2塁への走塁について
大谷 最初は二塁に行くのは無理じゃないかと思ったんたんですけど、一塁を回っている段階で送球の間にいけそうだなと思っていきました。
―ホームランの感触は
大谷 イメージ通りで球もたまたま甘かったですけど、しっかり打てたかなと思います。
アナ 大谷選手、今日も大活躍でした。小宮山さん。
小宮山 素晴らしい打球でしたね。見事なバッティングというか素晴らしいホームランだったと感心しております。
アナ では、データも交えてもう一度、そのホームランを見ていきたいと思います。
【大谷の第5号HRの映像を見ながら】
アナ 7回の第4打席でした。初速は174.9キロ、打球角度は32度、飛距離126メートル。角度32度はいわゆるバレルゾーンの打球でした。
※バレルゾーンとはホームランになりやすい30度前後の打球角度のゾーンのこと
小宮山 本人も打った瞬間に分かっていると思うんですよ。なので、ちょっと余韻に浸りながら歩き出すというホームランバッターにしか許されない行為ですよ。(確信歩き)
アナ あれカッコいいですよねぇ。
小宮山 打った瞬間に完璧な当たりということで本人もなかなかこんな当たりを打てないという自覚があると思うんですよ。
アナ うん。
小宮山 なので、ついつい余韻に浸る。全然OKです。
アナ それほど美しいホームランでした。これは二桁勝利、二桁ホームランの期待がかかっていますけど、大谷選手はすでに半分の5本が出ていますよ。
小宮山 これを162試合換算すると20本を超えるホームランペースですよ。
アナ はい。
小宮山 レギュラー選手でさえ20本を打つのが難しいのにDHで半分ぐらいしか出ていない選手がこのペースで打ち続けるのはスゴいことなので。
アナ はい。
小宮山 もうホームランをみんなが期待しているんでしょうけど、ただ、今日のゲームでいうとホームランよりもツーベースの方が価値があるような気がします。
アナ はい。
【二塁打の映像を見ながら解説】
小宮山 これ2アウトで走者がスコアリングポジションにいてタイムリーヒットを打ちます。
アナ うんうん。
小宮山 それで右中間を破るかどうかの当たりで左利きのライトがスローイングで手間取るということで一気に加速してセカンドを陥れるんですけども、瞬時の判断力というか、もちろん脚力があるのはわかりますよ。足が速いですし。
アナ はい。
小宮山 ライトの処理を見た瞬間にひょっとしたら送球に時間が掛かるかもしれないという一瞬の判断で一気にトップスピードでセカンドを陥れる。もう言うことなし。
アナ 身体能力だけではないという。
以上です。
大谷は完璧超人か?と思わせるような完璧な野球マシーンですね。判断力もちゃんと持っている。メジャーで色んな面を見せてくれる大谷を見ていると本当に楽しいですね。